天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

天真寺オリジナルミラー

2012-08-13 23:45:33 | 天真寺

新しい天真寺オリジナルの天ちゃんミラーが届きました。



これは、透明な部分が拡大鏡になっております。
明日、明後日の天真寺盂蘭盆会法要に参拝された方には、新しく改訂された本願寺出版社の書籍「必携 浄土真宗」、本願寺出版「お盆施本」、そして上記の天ちゃんミラーをお扱いとさせていただきます。拡大鏡とともに、しおりとして使っていただいてもいいかなと思います。

以下、盂蘭盆会法要のご案内です。

【法要】新盆法要 盂蘭盆会法要
【日時】8月14日(火)15日(水)
【時間】10:30~ 新盆法要 13:30~ お盆法要
【場所】天真寺本堂(松戸市金ヶ作106 TEL 047-389-0808)
【講師】筑波英道師
【流れ】おつとめ→法話

新盆法要は、お寺からの出欠ハガキに出席をいただいた方のみの参拝となります。
盂蘭盆会法要は、どなた様も御参拝頂けます。

どうぞ、お参り下さいませ。

昨年の新盆法要・盂蘭盆会法要の様子はコチラをご覧下さい。
初日→ttp://blog.goo.ne.jp/tenshinji/e/1246a8846d8904dcf51e4e7f3a5864d6
二日目→http://blog.goo.ne.jp/tenshinji/e/f30f3d79ef969005f9a02d251907e580

 






2012-08-12 19:36:13 | 天真寺

毎週日曜日は、朝7時から日曜礼拝が勤まります。
正信偈・和讃繰り読み・御文章・法話という流れになっております。

本日のご和讃と御文章は、
ご和讃:浄土和讃「無明の大夜をあはれみて」より6首
御文章:唯能常称の章

本日の担当は山口さん。

本日のお朝事の本願寺新報お盆号からお言葉を紹介して下さいました。。

エッセイスト岸本葉子さんのお言葉です。
お墓を通して掌を合わせるのは、その中にお骨を納めた母に対してだけではなく、背後にあるもっと広くて深いものなのだろう。そう感じるようになったのは、がんと共に生きる月日を経てからだ。
 十年ほど前に治療をし、再発や死の不安に揺れる心を平らかに保ちたいと、さまざまな書を読んだ。その中で仏教にふれ、頭で自分を引っ張っていくのではなく、自分を超えた何か大きなものにゆだねるということを学んだ。ふだん住む理知の世界の言葉に置き換えることができなくとも、その何かは確かにある。

もう一つは、東井義雄先生の詩「妻」です。 

見まもられている「私」 妻 「何もしてあげることができなくて
「すみません」 ポツリと そんなことをいう 妻
「なんにもしてあげることができなくてすまん」のは こっちだ
着るものから たべるものから パンツの洗濯まで してもらってばっかりで
「なにもしてあげることができなくて」いるのは こっちだ
しかも 妻に 「すまん」といわれるまで 「すまんのはこっちだ」ということにさえ
気がつかないでいた 
こっちこそ ほんとに すまん。

「でも、そういう私であることを知らせていただいたおかげで、こんな私が生かされていた、こんな私であるのに赦されていた、守られていた、包まれていた、ということが、ただごとではないこととして仰がれるのです」というお言葉です。。

とても印象深かったので、紹介させて頂きました。

(龍)


お盆・新盆法要のご案内

2012-08-11 15:01:57 | 法要

新盆法要・お盆法要のご案内です。

天真寺では、8月14日(火)15日(水)と二日間、新盆法要・孟蘭盆会法要ご勤まります。

お盆は、ご先祖を偲ぶ大切な仏事です。しかし特定の日に亡き方々が帰ってくるわけではありません。それは仏様の救いが、時や場所を限ったものではないからです。浄土真宗では、亡き方々は阿弥陀様の国に生まれ仏様となり、常に私たちを見守りそして導いて下さると教えます。姿は見えなくとも、私たちはお念仏するところ、いつでもどこでも仏様となった亡き方々と心を通わせ、慈しみのみ心に遇うことができるのです。ご先祖からつながる命の大切さ、そして多くの恵みの中で生かされていることの尊さをともに聞かせていただきましょう。ぜひご家族そろってお参り下さい。

【法要】新盆法要 盂蘭盆会法要
【日時】8月14日(火)15日(水)
【時間】10:30~ 新盆法要 13:30~ お盆法要
【場所】天真寺本堂(松戸市金ヶ作106 TEL 047-389-0808)
【講師】筑波英道師

新盆法要は、お寺からの出欠ハガキに出席をいただいた方のみの参拝となります。
盂蘭盆会法要は、どなた様も御参拝頂けます。

どうぞ、お参り下さいませ。

昨年の新盆法要・盂蘭盆会法要の様子はコチラをご覧下さい。
初日→ttp://blog.goo.ne.jp/tenshinji/e/1246a8846d8904dcf51e4e7f3a5864d6
二日目→http://blog.goo.ne.jp/tenshinji/e/f30f3d79ef969005f9a02d251907e580

 


被爆クスノキ

2012-08-09 11:17:09 | 天真寺

昭和20年8月9日午前11時2分、上空9600メートルから原爆が長崎市に投下された。それから、67年が経過しました。天真寺に、五年前、長崎県の山王神社にある被爆クスノキの苗木が届きました。



【被爆クスノキの由縁】
山王神社の境内入口にそびえる2本のクスノキは、樹齢約5~600年、胸高幹囲がそれぞれ8メートルと6メートル。共に昭和20年の原爆で主幹の3分の1以上を失ったため、 樹高は10メートル内外ですが、四方に張った枝は交錯して一体となり、東西40メートル、 南北25メートルの大樹冠を形成しています。原爆被災により一時落葉し枯れ木同然になったにも係わらず、2年程度の後、奇跡的に再び新芽を芽吹き、次第に樹勢を盛り返し今日に至っています。また、蘇った大楠に直接手を触れ、その生命力にあやかろうと毎日多くの参拝者の方が訪れています。(長崎・山王神社ホームページより)

それから五年が経過しました。



こんなに成長して、何倍もの大きさになりました。被爆クスノキは、戦争の悲惨さと、平和の大切さを教えて下さいました。これからも、クスノキが、天へと成長していける平和な世界であることを願います。

[過去の被爆クスノキ]
❏天真寺に来た頃の被爆クスノキ
http://blog.goo.ne.jp/tenshinji/e/97e4ddb533ed200a078f3fbb93ef2f07(天真寺日記)
❏植樹式の様子
http://blog.goo.ne.jp/tenshinji/e/e1649817bfc595f2816836a0ec53bd65(天真寺日記)

❏長崎市 平和・原爆
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/peace/

(龍)

 


「寺が消える」の浄円寺で報恩講

2012-08-07 19:01:18 | 京都便り

今年も暑い中、島根の浄円寺で報恩講がつとまりました

浄円寺は以前NHKの「寺が消える」という番組で紹介されました。

この番組の事をご存知の方が意外と多くて、「その寺の孫なんです」というとびっくりされます

寺は消えたはずなのに、報恩講を毎年勤めている事にも驚かれるようです。

 

浄円寺は無住になっていて、毎年夏に報恩講を勤めるために、

村の方々が私達が着く前に草刈りや掃除をしてくださっています

今年も到着すると、すでにお荘厳が整えられていました

 

毎年夏に行うのは、私達が子供の頃夏休みを利用して何日か泊まっていた事や、

村の方々の田畑の繁忙期の合間という事で続いています。

皆さんお正信偈もしっかりお勤めされます

 

お勤めの後は大悟と木乃実がお取次ぎさせてもらいました。

 

浄円寺の坊守でもあった、前坊守の挨拶で法要は終了。

 

法要が終わってお楽しみの茶話会

 

最後は皆んなで記念撮影「ハイ、じょーえんじっ

 

本当に皆様のおかげで今年も無事報恩講が勤まりました。

暑い中の草刈り、掃除、水道も止まっているので、並大抵の事ではありません。

お寺を守ってくださる皆様がいて、一緒にお勤めをしてご法話を聴聞してくださる。

感謝感謝です本当にありがとうございました。

「寺が消える」と言われても、お念仏は消えません

来年も又お会いしましょー

 

(果)