大自然からの贈り物~手つむぎコットンの 心地よさ ラメールデザンジュ 

無農薬手紡ぎコットンを使ったぬくもりのある発明品、マスクや
アイピローなどの作品作りから、日々の出来事を綴っています

日本の衣料の現状 コットンと化繊

2019-12-11 08:09:00 | 日記
コットンは再利用が可能。
他の製品に生まれ変わったり、
機械油などの汚れを拭き取る為に、使い古しのコットン製品が利用されています。

化繊が台頭している日本の現状。

先週末、目黒区のエコプラザでエコ祭りが
開かれました。

再生可能なエネルギーをテーマに地球環境を良くするために何が出来るかを紹介するブースが出展されていました。

ボランティアスタッフとして、午前中、参加したことも、いくつかのブースを見学
することができました。

そこで、体験したのが、綿くりの手回しの機械を使って、種をコットンから取り出す作業。

コットン製品は、この種を取り出した後のわずかなコットンを使って作られて
います。

化繊に比べて、コストも手間もかかるコットン製品の生産数は年々減少しています。

フリースなどの化繊素材の
ファストファッションが大半を占めるのが
今の衣料の現実。

日本での衣類の生産数も、減少し続け、1990年では、半分が国内生産だったのが、2014年には、5パーセント程しか国内で生産されなくなってしまいました。

日本では、毎年40億枚の服が売られ、
10億枚の服が売れ残るという現状。

メーカーは、コスト削減の為に、人件費
が安い国で需要以上の製品を大量に作る
ので、初めから供給と需要のバランスが
あっていないのです。

売れなくても、大量に作る方が
生産単価が抑えられるので、需要以上に
服が作られてしまい、過剰な衣類の6割から8割は焼却されてしまいます。

特に、化繊素材は、洗濯すると繊維くずが
マイクロプラスチックになってしまい、
再生エネルギーとして使用することが
できません。

コットン素材なら、再利用が可能なので、目黒区のエコプラザでは、コットン製品の回収を行なっています。

















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