全米オープンテニスは、やはりというか、ワウリンカ選手が見事に優勝しましたね!
これでワウリンカ選手は、3年連続でグランドスラムの大会を制したことになり、キャリア・グランドスラムまで残すところ、ウィンブルドンだけとなりました。
退会によってはムラのある選手とはいえ、ここ一番の試合となると、とても強いですね。
フィジカルもさることながら、精神面がとてもタフになりましたよね。
なんといっても、ツアー決勝では、11連勝という強さで、大舞台になればなるほど、強烈に強さが増すようです。
とかく、ジョコビッチやマレーなどのビック4の影に隠れがちですが、今回の勝利によって、アンディ・マレー選手と同じ3回めのグランドスラム優勝となっただけでなく、キャリア・グランドスラム達成においては、アンディ・マレー選手を追い抜いてしまいました。(マレー選手は、全米とウィンブルドンしか制していない)。
こう考えると、現役でグランドスラム優勝者は、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレー、ワウリンカ、デルポトロ、チリッチの7人だけで、マスターズ1000の優勝者は、先の選手以外には、フェレール、ツォンガの2人だけとなっており、まずは錦織圭選手はこのマスターズの優勝を目指したほうが良さそうですね。
なにせ、グランドスラムの場合は3セット取らなければなりませんし、フィジカルで劣る錦織選手には、なかなかシンドイ大会です。
ちなみに、錦織選手は、準決勝のワウリンカ戦で、もし勝っていればランキング3位に浮上するところだったのですが、やはりtop3の壁はそんなには低くはありませんよね。
top3に入るためには、最低でもマスターズクラスの大会で優勝していなければ、やはり箔がつきません。
ですので、10月の上海ロレックス・マスターズ、BNPパリバ・マスターズの優勝に期待したいですね。