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アマチュア無線、飛行機、鳥、猫、ドライブなど・・・。思いつくまま、気の向くまま・・・。備忘録程度に綴ります。

シェーバー電池交換

2021年04月30日 10時38分15秒 | 修理
 ずいぶん長い間使っているシェーバー。刃は簡単に交換できるので、剃り味はまあ維持できるのですが、バッテリーがどうしてもくたびれてきます。




 実は購入してからバッテリーは一度も交換していません。基本的に朝使い終わったら、専用洗浄器&充電器に置きっぱなしにしますので、次の日の朝までには充電されて、次の日は何も気にせず使えます。



 ただし、充電池の常として、経年劣化で確実に充電容量が落ちてきます。シェーバーであれば髭剃りの馬力が落ちてきたり、持続時間が短くなります。ついに最近、朝ひげをそっている最中に充電十分のはずが動かなくなってしまいました。エンストみたいな感じです。バッテリーを新しいものにしないとおそらくだめだと思いました。

 これから紹介するのはあくまでも個人責任で行ったことです。マニュアルにはメーカー修理をするように明記されています。自分でやると防水用のパッキンを破損したり、細かな部品を戻せなくなったり、ねじ穴がバカになって防水性能を損ねることがあります。ですので広く皆さんにおすすめする訳ではないことはあらかじめご承知おきください。

 とはいえ、動いてくれないと困りますので、私の場合は自分で挑戦してみました。幸いネットを探ってみると、バッテリーがまだ入手できます。さっそく注文しました。



 左側の水色の方がもともとのもの、右側の白い方が今回購入できたものです。型番などはありませんが、Li-ion20と表記がありますので、リチウムイオン電池らしきことがわかります。購入の際も、シェーバーの型番と一致しているかどうか確かめて購入しないと実際に使えるかどうかわかりません。電圧も容量も何も書いていませんから、気を付けて購入しないといけません。

 交換の手順はこんな風になりました。一番下にあるねじを一つ外します。



 そうすると黒の小さなカバーパネルが外せます。次に白のバッテリーカバーケースについているねじも先に2つ外しておきましたが、これはあとで外しても大丈夫みたいです。


 
 これで本体カバーの裏側半分が外せます。ただわからないと破損してしまう可能性があるので、注意が必要です。小さな数か所の爪で固定されています。ケースに傷をつけないよう(防水性能を損ねないよう)にそっと隙間をさぐってみると爪が少しずつ外れていきます。



 半分に分かれます。白いカバーにまだねじが4つ残っていますので、今度はこれを外します。そうすると白いカバーも外せますが、防水パッキンがついているのでこれも優しく少しずつ丁寧に隙間を探り、開けていきます。


 こんな感じに外れます。

 見えている水色のバッテリーがこれまた見たことのない面白い形をしています。+とーの端子の先はどちらも棒がくっついていて、それでバッテリーは固定される仕組みです。

 今回購入した新しいバッテリーに交換します。極性を間違えるととんでもないことになりますので、よく表記を見なくてはいけません。バッテリー側にも本体側にもちゃんと表記されています。

 確認出来たらもとに戻します。




 動作テストですが、私の場合、交換直後は動きませんでした。バッテリーを交換すると一度残量ゼロになるのか、あるいは本体側でゼロからスタートさせるのか、詳しいことはわかりません。充電器にかけたら、ちゃんと充電されて、LowからMid、MidからHighと充電容量が増えていきました。




 充電終了後の動作もばっちりです。これでまた2日くらいの旅行だったら充電器なしでも大丈夫なくらいに戻ったはずです。というわけでシェーバーバッテリー交換体験記でした。再度申し上げますが、あくまでも人柱体験です。挑戦する時は「自己責任」でお願いいたします。当方は一切責任を負えませんので。