次のタオルケットの紹介に移る前に、紹介したいことがあります。
カリフォルニアのサンホーキンバレーに、Sustainable Cotton Projectということを、推進しているグループがあり、活動は、有名アパレルメーカーやスポーツ用品メーカーがサポートしています。 最近よく耳にするsustainableとは、持続可能と言う意味で、要は、農場環境や従事者の健全を目指しています。 綿作は、大量の農薬を使って運営されることが多く、耕作地周りの住環境や、生態系にまで、害を及ぼしています。 しかも、薬代で、経営を圧迫すらしています。
サンホーキンバレーは、年間の降水時間が、14日間位しかなく、ほとんど砂漠といえます。(農耕はシェエラネバダ山脈の雪解け水を、灌漑しています。)ですからたまに雨が降ると濃度の濃いケミカル物質が、川に流れ込み、渡り鳥などにも影響しているとされています。 通常は、セットルメントポンドと言う水溜めに集められ地中にしみ込ませることで処理されます。
SCPは、究極にはオーガニックコットンを含めた、減農薬を、賛同農家と推進しています。 このSCPが、毎年10月頃の収穫時期に、Sustainable Cotton Tourと銘うって、農場や、地域の医者、種くり工場を無料で周ってくれる日帰りツアーを開催しています。
2007年に、業界の人に誘って頂き、このツアーに参加して参りました。
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