四国お遍路・小さな旅

 霊場巡礼と自然・花巡り、小さな旅の気まぐれブログ。

第9番勢至菩薩 清流山浄教寺

2017年06月15日 | 紀伊之国13佛霊場巡り
第9番 勢至菩薩 清流山 浄教寺

阪和自動車道有田ICを降りて長閑なみかん畑の中、有田川のほとりに浄教寺はたたずんでいた。










浄教寺は浄土宗西山派の寺院で、文明4年(1472)に和歌山における西山浄土宗の中核寺院である総持寺を創建した明秀上人によって開かれたと伝えられてきたそうです。







浄教寺には、国指定重要文化財の大日如来坐像と佛涅槃図をはじめ、数多くの文化財が伝えられています。







境内はきれいに清掃が行き届き、御朱印を戴きに伺った玄関前にはゆりが可憐な花を付けていた。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第8番観世音菩薩 鷲峰山興国寺

2017年05月08日 | 紀伊之国13佛霊場巡り

第8番 観世音菩薩 鷲峰山 興国寺






紀伊由良駅の北西約1㎞程の山手側に臨済宗、法燈派本寺 興国寺がある。







山門を抜け、歩く参道に木漏れ日が心地よい。









かつて白隠禅師に「紀に興国寺あり」といわれ、宗風一世を風靡し、「関南第一禅林」として世にしられた禅寺である。













醤油や味噌発祥の地として有名な和歌山県の湯浅町。

そもそもそれは、興国寺(臨済宗妙心寺派)の開山である、心地覚心(法燈国師)が宋から仏法を学び帰国される際に、一緒に金山寺味噌の製造手法を持ち帰り、それが醤油味噌の誕生のきっかけになったという事だそうです。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第7番薬師如来 幡川山禅林寺

2017年05月08日 | 紀伊之国13佛霊場巡り


第7番薬師如来 幡川山 禅林寺


海南東ICを降りてすぐに家並みの狭い路地を抜けると、そこに、禅林寺が現われた。







禅林寺は、俗に幡川のお薬師さんと呼ばれ、広く人々に親しまれているそうです。
















 当寺院は今から千二百有余年前、唐(中国)の青龍寺の僧為光上人が修行道場にと、聖武天皇よりこの地を頂き、同天皇の勅願所として建立した寺院だそうです。

本尊の薬師如来(秘仏)は開山為光上人が、青龍寺より七仏の内一体を携えてきた仏様で、特に眼病、その他の病にご利益あり、お薬師様は「わが名号を一たび耳に聞くとき願いとヾけん」の誓願通り多くの人々が救われているそうです。




ぼけよけ地蔵尊







紀伊之国13佛霊場












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第6番弥勒菩薩 万年山慈尊院

2017年04月25日 | 紀伊之国13佛霊場巡り

第6番弥勒菩薩 万年山 慈尊院








 慈尊院は、弘仁七年(816)弘法大師が高野山開創のとき、高野山参詣の要所に当るこの地に表玄関として伽藍を草創し、高野山一山の庶務を司る政所を置き高野山への宿所ならびに冬期避寒修業の場所とされたそうです。

 大師の御母公(玉依御前)が香川県善通寺より、我が子の開いている山を一目見たいとの一念から当院へ参られ、ご本尊弥勒菩薩を篤く尊崇せられた。承知二年、御母公が入滅された時に大師は、母公が弥勒菩薩になられた霊夢により廟堂を建立し、自作の弥勒仏と御母君公の霊を安置された。

慈尊院とは、弥勒菩薩の別名で、これより「慈尊院」と呼ばれるようになったそうです。






















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第5番地蔵菩薩 易産山地蔵寺

2017年04月25日 | 紀伊之国13佛霊場巡り
第5番地蔵菩薩 易産山 地蔵寺


 地蔵寺HPによれば、当寺は、天平九年の春、行基菩薩の開基にて本尊地蔵菩薩も行基菩薩の御手刻の御尊像にて女人安産守護の為、此地に安置なされたもので、子安地蔵と称している。







地蔵寺は藤の庭園で知られたお寺。

境内の藤は今が見頃、山門では藤娘が迎出ていた。
















なお、藤の花以外にも四季を通じて色々な花がお楽しみ頂けるようです。













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする