お盆も終わり、地域の檀家寺のお施餓鬼も終わり、8月の毎年の行事が済ほっと一息
お天気はまだまだ真夏日・・・暑い・暑い



奈良の国立博物館で忍性 生誕800年記念特別展を見に行った。
忍性生誕800年を機縁に、ゆかりの名宝・文化財を全国から集め」その生涯と偉業を偲ぶ特別展
忍性の生涯はまさに仏法の発展と生命あるもののために尽くすを、極めたものでした。
奈良県に生まれた忍性、また 若年の思い出は奈良大和郡山の額安寺・行基菩薩ゆかりの生駒の竹林寺・最後の救済拠点
を神奈川県の極楽寺・晩年は東大寺をはじめ各地の大寺院復興と民衆の救済
奈良の私は初めて知り、2時間たっぷり忍性にはまった。
第1章 慈悲に過ぎたひと
大きなお鼻に小さな目、忍性の姿を表した彫刻や絵画、本人直筆の書状、伝記
第2章 文殊菩薩を求めて
16歳で母に分かれ、母に安心させる為僧侶の姿で修行をした額安寺に伝来した、忍性が手を合わせていた
であろう文殊菩薩像、また、生涯の手本とした民衆救済の大先達、行基菩薩の彫像や絵画など、救済のシンボル
とされた作品
第3章 律僧として
忍性が終生師とあおいだ西大寺の叡尊の姿を表した絵画や彫刻、そして叡尊の自伝である感身学正記など
西大寺の重要資料を展示。また舎利信仰にまつわる名宝、鉄宝塔も登場
第4章 暁の地をめざす
忍性は律宗の発展と民衆救済のために、茨城県筑波山のふもと、三村山極楽寺っを拠点に活躍
忍性に建てた結界石や、釈迦如来像など紹介
第5章 大願に生きる
鎌倉に移り新に極楽寺を興し、東国最大の拠点に発展、同寺の釈迦如像と十大弟子像は、師の叡尊
から受け継いだ信仰の誇り。
戒律を日本にもたらした鑑真和上の生涯を描いた東征伝絵巻は和上への思慕と戒律を尊ぶ忍性の心根
を伝える。
第6章 救済の日々
民衆の救済に走り、(らいびょう患者)を救った。
奈良般若寺に北山八軒戸として病棟建設
87歳の生涯を閉じる。遺骨は三分され、額安寺・竹林寺・極楽寺に埋葬、その3つの骨蔵器が
ここに初めて集まる

重要文化財 釈迦如来立像(神奈川県 極楽寺)パンフレットより
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まだまだ暑いです。皆さまご自愛を