てるてるTAKEの 独りごと

船の仲間をつなぐ、独りごとをブログに
のんびり おっちょこちょいのTAKEの独り言です。

認知症の講義で

2014年08月26日 | 認知症 老齢の親
認知症市民公開講座

早期発見のメリットとポイント

という講座に出かけてきた

講師は
公益社会法人 認知症の人と家族の会 代表理事

 高見 国生さん(たかみ くにおさん)

家族が認知症になったとき
 ~家族だからわかること わかなないこと~

という お話だった

認知症の人と家族の会 の理事さんということで

まずは御自身も 認知症のお母さんの世話を8年されたそう

その時は かなり昔だったので

介護保険も 介護施設もない時代

共働きの後夫婦だったため 家政婦さんを雇って

お母さんをみてもらわれたそう

その時感じた事から 認知症の家族がいると言うことは

大変だな~とつながって

世話をされている人の苦労もわかります

というお話をしてくださった

でも 認知症の事自体も 知らなければならないし

かといって 知ったから 介護が楽になるわけもない

だから 世話をしている介護者の 本音をはきだす場所を

つくろうと そういう場所を 作って

一人で苦しまないで欲しい

自分一人が 大変だと抱え込まないでほしい

自殺や 認知症の人を殺してしまうという 悲しい事が

おきないようにしたい

という 強い思いを 持っていらっしゃるそうです。

本も書いていらっしゃるので 
「あぁ 認知症家族」 

その本には たくさんの 介護していらっしゃる人の

苦労話や アンケートの内容などが 載っていると

おっしゃっていました

私の実家の母は 軽い認知症だと思っていますが

俳諧したり 物がわからなくなったり

と いう重度の 認知症まではいかず

なんとか 一人で生活していますし

これが進んでいくと 怖いな 困ったな

とは思いますが 今のところ お風呂も自分できちんと毎日沸かして入るし

着換えた下着は自分でマメに洗っているし

裁縫も 得意だった昔ほどではないにしろ

ミシンがけも出来る 最近です

料理をするのは認知症に良いと聞いていますけれど

毎日 宅配のお弁当を 一食運んでもらっています

後は 電子レンジで チンする パックご飯を自分で温めて

食べたり パンなどを買ってきて 食べたりもできます

しょっちゅう買い物に行って 冷蔵庫を管理するほどの

精神力は無いようなので 私が 実家に行くたびに

買い物をして 冷蔵庫にストックしていますが

冷蔵庫の中の 賞味期限の切れたものを さっさと捨てる

事は難しいようです

「もったいないから ぼちぼち食べて そのうち自分で片づける」

というのが 母のいいわけです。


講座のなかでは 

家族だから認めたくない ということも良くある話だ

と 先生がおっしゃっていました

自分の父親に限って認知症になるわけではない。

しっかり者の 祖母だから そんなことは・・・

という 思いが強い家族がおられるらしいです。


そのあたりの ニュアンスも良く理解できました。

人の介護経験を聞いて 自分はまだましだ

と思われる方も多いそうです。

泣くことや話す事笑う事ができたら

やっぱり 心が軽くなるんでしょうね


 一緒に聞いた友人も しっかり 聞いていました。

それぞれの 家族が抱える 思いや 

認知症になる方の 生活 

支える方の大変さ 

でも その経験が 人を 大きくする(成長させる)ということも

良く理解できました。


  全国に 認知症の人と家族の会は あるそうですので

気になられた方は 調べてみてくださいね。


 明日は 城崎温泉に 友人と出かけるつもりです

 お天気もどうやら 回復のよう・・・・

 どんな 旅になるかな? 今回はJRの旅ですw

楽しみ楽しみ 膝の痛みどめの頓服持って行かなくちゃw


   TAKE