ごきげんよう
山家集 巻上:春 五一
くもなくて おほろなりとも みゆるかな かすみかかれる はるのよのつき
雲はないけれど 春の霞がかかった夜の 柔らかく見える月は
とても妖しい。
月齢15.4
また 冬がもどってきたような今夜の月は
朧にはなってなかったんじゃけど
西行続きということで。
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ごきげんよう
山家集 巻上:春 五一
くもなくて おほろなりとも みゆるかな かすみかかれる はるのよのつき
雲はないけれど 春の霞がかかった夜の 柔らかく見える月は
とても妖しい。
月齢15.4
また 冬がもどってきたような今夜の月は
朧にはなってなかったんじゃけど
西行続きということで。
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ごきげんよう
続古今和歌集 巻十七雑上 一五二七
ねかはくは はなのもとにて はるしなむ そのきさらきの もちつきのころ
私の願いは 桜の花の下 春の季節に死ぬことだ
ほかならぬ釈迦入滅の日である如月の 満月のころに。
月齢14.5
西行は 文治6年2月16日 (1190年3月31日)
満月に導かれるかのよう没す。
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