ましログ

日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

尊厳

2020-07-04 12:24:00 | 日記
悔しさと恥ずかしさで
穴があったら入りたいのに
虚勢をはって
最後まで
約束だけは果たそうとしている自分が
馬鹿馬鹿しくなる

大切に扱われる存在ではないと気づいた
ぞんざいに扱われるのは何度目だろうか

慣れっこだと嘯いても
腹の奥底がギューっとなり
尊厳がザクザクと切りつけられる感覚

ひどい扱いを受けても
へらへらと笑っていた己に腹が立つ

好かん事は好かんと
嫌なもんは嫌じゃと
それは間違ってると
言えなかったのは
己の見栄のせい

人に期待をするのは
いい加減終わりにしよう
自分を偽っていると
不幸が癖になる

 "孤独に歩め 悪をなさず
  求める所は少なく 林の中の象のように"

映画イノセンスの
ブッダの一節を忘れていた
守護天使なんて初めからいないんだから
俺は俺でいい

拳をあげろ
自分を曲げず
正面からぶつかる勇気をください