昨日、スーパーの鮮魚コーナーをのぞいたら、鯛のあらが売られていたので、買ってきた。
今朝、午前4時から調理開始。パーケージを開けると、兜割してあるものが3つ。頭とカマを包丁で断ち
切ろうとした断念。無理にやると洋包丁が刃こぼれしてしまう。熱湯を沸かし、鯛の兜をくぐらせて(3~
5秒)霜降り。すぐに水道水に浸けて、手で優しく血合いや残っているかもしれないうろこなどを取り除い
た。鯛の兜が綺麗になった。
この鯛の兜を鍋に入れ、水をひたひたぐらいまで入れ、酒を加えた(大さじ3杯程度か)。そして、点
火。ぐずぐすしてきたら、灰汁が出てくるので丁寧に取り除いた。この作業が終わったら、上白砂糖を投入
(大さじ3杯程度か。)。
しばらくして味を見るとかなり甘かった。そして、醤油(大さじ2杯程度か)とみりん(大さじ1杯程度
か)を加えて、煮汁が半分ぐらいになるまで煮詰めた。最後の頃は鯛兜に煮汁を掛けながら、火を止めるタ
イミングをはかった。終了。
ここまでガスバーナーは全開。料理時間30分。あとは、朝食時間を待つのみ。
午前7時になってもお腹が空かない。しかし、食べざるを得ないので、冷めた鯛兜を再度温めて、午前8
時30分、朝食。再度温める時にブナシメジを加えた。盛り付ける時、頭とカマが分離していた。可食部分
はそれほど多くなかったが、味が染みていておいしかった。ブナシメジは可哀そうに、付け合わせとして全
く存在感がなかった。
最後に。煮汁と鯛の兜の残骸は捨てないこと。煮汁が残っている鍋にお皿に残った残骸を入れて、午後の
お楽しみに。
この鍋に熱湯を入れて、ひと煮立ちさせて、昼食兼夕食の汁物の代わりにする。おいしいに決まってい
る。追記:書くのを忘れた。こして鯛の骨は取り除いてください。
今回の試みにより洋包丁の切れが悪くなってしまった。ダイヤモンド砥石で、両刃を50回ずつ研いだ。
出刃包丁、買った方が良さそうだ。
「鯛のカブト煮」