アンドルーズ(アンドリュース)空軍基地での退任スピーチで、トランプ大統領は首席補佐官のマーク・メドウズに名指しで謝意を述べた。トランプ大統領は、昨年、ミネソタ州でBLM、アンティファよる暴動が発生した際、軍を投入して鎮圧しようとしたが、マーク・エスパー長官に阻止された。トランプ大統領は、このことでエスパー長官を解任しようとしたが、メドウズはトランプ大統領に翻意を促し、この時、エスパー長官は解任されなかった。
以前、シドニー・パウエル弁護士がホワイトハウスに邪魔されて大統領に近付けないとの情報を聞いたことがある。当時、シドニー・パウエル弁護士やリン・ウッド弁護士は大統領に決断を迫っていた。今年に入ってからもパウエル弁護士は大統領を良からぬ方向に導こうとする者がいるというようなことを言っていた。恐らくメドウズがトランプ大統領の最後の判断を阻止したのではないか。邪推だが、メドウズの背後には既存企業DSである軍産学複合体がいると思われる。死の商人にとっては戦争をしないトランプ大統領は邪魔。武漢ウイルス禍で困窮したボーイングを雇用者保護の名目で救済しようとしたトランプ大統領は既存企業DS側と見ていたのだが、それに加えて事業繋がりでロスチャイルド系金融資本も。人を見る目がないトランプ大統領はメドウズが大鰐であることを見破れなかったのかもしれない。
不正選挙で政権を取った民主党政権下での経済対策、社会保障政策などでアメリカ自体が病むことがわかっていて、勝てる勝負に出ないことは考えられない。最後にやられたのかもしれない。
トランプ大統領はもう大統領ではない。ドナルド・トランプという一国民に過ぎないのだ。軍を動かす権限などありはしない。軍の指揮権はバイデンにある。動画等のコメントを読んでいると、いまだに、正義が負けるわけはないと言っている輩がいるが、正義はトランプ陣営にもバイデン陣営にもある。極端なことを言えば、反中国陣営にも中国にもある。互いに自分には正義があるからぶつかるのだ。あまり正義、正義と言わない方が良い。アメリカ大統領選挙2020では、民主党陣営がズルをしたこと(悪事を働いたこと)が問題であり、正義が問題なのではない。
世の中の動きに一番敏感なお金が反応していなかったのだから、トランプ陣営には投資家を不安にさせる(将来への透明性が損なわれる)要素がなかったということで就任式近辺では何も起こらなかった。
今後だが、4年前までのオバマの時代に比べて対中国では上下院とも強硬であり、今回の選挙で国民の中に反中共がより浸透してしまったので、戦争が好きな民主党のバイデンは、中国との戦争を始めるかもしれない。トランプが大統領だったら4年間兵糧攻めが続いたことだろう。またしても中国は見誤ったのかもしれない。