葉凝芝(ようぎょうし)…ハー・ホンシャン
魏広(ぎこう)…シュー・ジェンシー 尚官局・轄司令
鄭淑君(ていしゅくくん)…ツァオ・シーウェン 皇后
朗坤(ろうこん)…ウェイン・ライ 尚官局・司正
「大榕樹の怪」
追われている母や宮中にいる阿俏と阿嬌のため、皇宮を離れられないと魏広に話す葉凝芝。再び宦官が立ち聞きしていることに気づいた魏広は、いい主に乗り換えたい、傅貴妃、方妃、趙妃がいる、この中の誰かに乗り換えよう、と言う。
宦官がいなくなり、魏広は葉凝芝に口づけをする。さらに葉凝芝の額に口づけする魏広。二人は微笑み合う。
厳寛を牢から出し審問することに。同席したくない皇后は、葉凝芝と魏広を代わりに行かせる。
敬法殿に厳寛が連れて来られる。6年前、寵愛された麗貴妃が顔が真っ赤になる奇病にかかった、侍医が幾月も治療し“治らぬ”と結論づけると絶望した麗貴妃は大榕樹の上で自害、以来、怪事が起きている、負傷した小華が発見されたのは大榕樹の下、これは浮かばれぬ麗貴妃の怨念がなした怪現象、と話す厳寛。皇太后が次は何が起きるか聞くと、用心すべきは皇后様、後宮の主でありながら奇病の原因を突き止めなかった、と厳寛は答える。でたらめだと怒った皇帝は、厳寛を牢に戻してしまう。
永徳宮。葉凝芝と魏広は皇后と会う。居場所を突き止めると逃げてしまう傅詩桂。魏広は傅貴妃の内通者がいます、次からは人払いをお願いします、朗殿にも何も話されぬように、と言う。
傅詩桂の奇行は厳寛の策かもしれないと言う葉凝芝。傅詩桂は小華を傷つけ草むらに捨てた、だが小華は死んでおらず厳寛に助けを、厳寛は一石二鳥を狙った、“傅詩桂は人を殺したが罪はない。怨霊の仕業だから”と言いたいのです、そして麗妃の件を挙げ奇病の原因を調べなかった皇后様を非難して“信服に値せぬ”と主張する、と。話を続けるよう皇后が言う。葉凝芝は傅貴妃のもくろみは、傅詩桂が突然姿を消す、そして皇后様と皇太后様の所で怪奇現象が起きる、こうして2人を怖がらせ追い詰めることだと話す。
侍医は傅詩桂の奇行は錯乱症だと言う。しかし魏広は腑に落ちない。皇后はこの災いをなくしてくれればいかなる望みも叶えると葉凝芝と魏広に告げる。
傅貴妃の記録を調べていた葉凝芝と魏広。しかし弟のことや入内前のことは書かれていなかった。それでも傅貴妃の生活記録を手がかりに、2人が住んでいた場所を調べることにする。
記録を調べているうちに、うたた寝をしてしまう葉凝芝。魏広は葉凝芝が傷つかないよう、手で顔を受け止める。しばらくして目を覚ました葉凝芝は、魏広の手を枕にしていることに気づく。しかし、葉凝芝はそのまままた目をつぶる。
葉凝芝は皇后に頼み、顔を赤くする薬を作れる医者探しと、傅詩桂が6つの声をもつ理由を調べるため阿俏と阿嬌と一緒に皇宮を出る。
何かあればすぐに私に知らせろ、と言う魏広。葉凝芝は小声で倉庫で非礼を働いた仕返しをしなきゃと魏広に話す。魏広は、待っている、と言う。そして葉凝芝を抱きしめた魏広は、気をつけて、と言って別れる。
顔を赤くする薬を作れる医者を見つけた葉凝芝たち。年老いた医者はこの薬はもう作れず、以前作った薬は2つしか残っていなかった。確かに自分が作ったという書状もしたためてくれる医者。
葉凝芝は本当に顔が赤くなるか確かめるため、阿俏に飲ませてしまう。しばらくして阿俏の顔が赤くなる。
葉凝芝が顔が赤くなる薬を見つけたと魏広が皇后に伝える。よかった、と喜ぶ皇后。
魏広は傅詩桂は冷宮の近くの宮殿に潜んでいると話す。それは火事で焼け修繕していない長年殿だった。
皇后は兵を連れ魏広と一緒に長年殿へ行く。扉の隙間から中を見ると傅詩桂がいた。傅詩桂に何人もの人物が憑依しているように見える皇后。動揺した皇后は急いで永徳宮へ戻る。
罪を逃れるために傅詩桂が策を弄しているだけです、と話す魏広。しかし皇后には気休めにしか聞こえない。皇后は冊封後、帰郷した際に故郷の有力者がくれた家宝の夜光の玉を欲に負けて受け取っていた。後悔している皇后は、私に代わって返してほしい、私が本当に死んだら陛下に大赦を請うてほしいと魏広に頼む。
傅詩桂が住んでいた場所へ行った葉凝芝たち。そこにはおばあさんがいた。傅貴妃と傅詩桂がもともとは孤児で、私が踊りを教えたと言うおばあさん。その後、2番目の師匠と巡業に出たと。その師匠の得意芸は腹話術だった。
傅貴妃たちの2番目の師匠と会った葉凝芝と阿俏。師匠は葉凝芝の声そっくりに話して見せる。
売られている鏡を見た葉凝芝は、自分たちがつけられていることに気づく。証拠を持った葉凝芝は、自分が引きつけている間に皇宮へ帰るよう阿俏に話す。
そばにいた馬に乗り、逃げる葉凝芝。
皇宮に戻った阿俏は魏広の元へ行き、大勢に追われ葉凝芝が証拠を持って逃げていることを話す。龍華鎮の市場だと。
朗坤も魏広もおらず、皇后は倒れてしまう。
密偵からの報告で葉凝芝は龍華鎮を離れ金豊鎮辺りにいると分かる傅貴妃。傅貴妃はどんな手を使っても凝芝から証拠を奪うよう侍女から李将軍に伝えさせる。
葉凝芝は追っ手に見つかり証拠を取られ気絶させられる。そこに魏広が。敵を次々と倒していく魏広。しかし葉凝芝に剣を突きつけられ、戦うことができなくなった魏広は斬られてしまう。
ーつづくー
傅詩桂のあれが腹話術だったとは!!!
師匠もあんなにそっくりに葉凝芝の声を真似て(≧▽≦)
おばあさんも面白い人だった。
朗坤がずっといないのはなぜ?
それに葉凝芝と一緒に皇宮を出ていた阿嬌も途中からいなくなったけど…。
そしてそして魏広がぁぁぁぁぁ(*´Д`*)
葉凝芝を見ながら倒れ込んだ魏広が切ない。
証拠も取られてしまって、どうなるのー?
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ラスト、魏広があんなことになるなるとは・・・
2人とも大丈夫なのでしょうか。
怪事件はやはりからくりがあったのですね。
さすが、魏広みやぶっていたとは。
凝芝も勇敢に立ち向かうので、解決が早いですね。
しかし、ラストであんなことになってしまって、
続きが気になります!