ちび
2017-04-30 | ちび
2年前の5月。
知り合いの倉庫に住み着いた野良の子供達。
10日ほど経ち、他の兄弟は母猫からミルクをもらっていた。
一匹は兄弟の中に入れず必死に泣いていた。
育児放棄?
見かねたカミさんが家に連れてくる。
目ヤニをふき取り、仔猫用のミルクと湯たんぽを用意。
そのときの体重は300g。
数日後、病院で健康診断。
ウィルスなし、他異常なし。
2か月ほどたったころ、口を開けて肩で息していた事が何度かあり、
気にはなっていたがその後は見かけない。
ワクチン接種に行ったときには大暴れ。
避妊手術の退院時は手が付けられなくて大きなケージごと帰宅。
やんちゃで、臆病で、元気。
4月26日、18:30ころ帰宅。
帰るといつものように足元に絡まり、ご飯もいつもどおり。
トイレから戻って、毛づくろい始めたかと思ったら何度も咳を繰り返し、嘔吐。
しだいに苦しそうに口を大きく開けての呼吸。
病院に連絡も診療終了のアナウンスが流れるだけ。
急いで夜間診療の病院へ。
医師は心音を聞いただけで「この発作は施しようがありません、2時間で死にます。」の一言。
「検査をすればストレスで今死にます。もし朝まで持てばいつもの病院へ行ってください。無理だと思いますが。」
と言われるも抗生剤と利尿剤ともう一本注射して病院を出る。
20:20分 帰りの車の中で息をひきとる。
まさか。