漬け物を漬けるときに一緒に入れるそうです。
(そういうことは kinちゃんに 教えておいてね 死んじゃう前に)
父は農夫だ。農業の知識や技術があるのは当然だが、その専門だけでは仕事は成り立たない。気象の予測をするし、自然の摂理や生き物たちの習性も知っている。大工仕事もできるし、機械もなおしてしまう(最近はすぐクボタに電話しているようだが)。農業をやるには、何でも知っていなければならない。何でも出来る技術と知恵を持っていなければ成り立たない職業だ。そしてその仕事ぶりは、丁寧で手を抜かない。いい加減な仕事をしていれば、かならずしっぺ返しがあることを知っているからだ。だから農民の仕事は美しい。芸術家ではないのだから美しく見せようとするために仕事をしているのではない。丁寧な仕事をしているから美しくなるのだ。最近そのことに気づいてから実家の畑やまわりの田んぼに行くと気分が良い。