ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

通貨単体の強弱関係を表示するインジケーター = CCFp

2012年06月24日 12時44分35秒 | トレンド把握

通貨単体の強弱関係を表示するインジケーター = CCFp

通貨単体での強弱を知るには、例えば「ドルインデックス」がある。
この考え方に基づき「円インデックス」や「ユーロインデックス」……をエクセルで計算させ、逐一グラフ表示させれば良いことになる。
但し実際の運用面では、起点をいつにするのか…とか、期間をどう設定するのか…、などとかなり使い勝手が悪い。

もっと簡単に、視覚的に、一目で、直感的に見られるものはないかと探していたが、世の中には探せばあるものである。
三か月ほど前から使用していて重宝している。
「CCFp」というMT4インジケーター。 (「CCFp MT4」で検索すればヒットします )
詳細な計算式は分からないが、通貨別に加重調整した数値を指数化し、オシレーター系インジケーターで表示させ、重ねて表示しているのではないかと推測できる。

上向きに上昇している通貨ほど強く、下向きに下落している通貨ほど弱い…という事になる。
上向きの角度が最も急な通貨と、下向きの角度が最も急な通貨同士を組み合わせて取引すれば、
最も高いパフォーマンスが得られることになる。

或いは、買われ過ぎレベルから反落してくる通貨と、売られ過ぎレベルから反発してくる通貨同士を選択すれば、トレンド・チェンジの初動でエントリーができるということになる。

チャートは、日足で表示したCCFpを表示したもの。(点線=月変り)
過去一ヶ月間では、
売られ過ぎレベルから反発してきたNZD(水色)が最強通貨であり、
買われ過ぎレベルから反落してきたJPY(茶色)が最弱通貨であったことが解かり、
NZDJPYの買いが最もパフォーマンスが良かったということが一目で理解できる。

多忙な方には、各時間軸での強弱関係が直感的に判断できるので便利と思います。
但し、くれぐれも、縦軸がオシレーター系の数値であることから、上昇が継続すると上に張り付いたり、下落が継続すると下に張り付くという
オシレーター系の特性(デメリット)があることには注意をしてください。


日足の方向

2010年09月26日 01時04分08秒 | トレンド把握
FXをするのであれば、「トレンドに乗るトレード」をしなければFXを選んだ意味が無い。
FXは株とは異なり、一旦できたトレンドは継続しやすいという特徴があるからである。
そしてFXマーケットは、仕手筋や大手が市場操作できる規模ではないので、テクニカルが機能し易いのも特徴。
なので、FXはテクニカルを勉強すれば勝ち易い投資対象であると考える。

但し、条件として「トレンドに乗れなければ利益は、取れんド」!!!である。

大事なのは、「トレンドに乗ること=トレンドフォロー=順張り」の考え方であり、これはFXの王道である。
なので、私の一番の関心事は、
如何に早く、かつ確実にトレンドの発生や転換を捉える事ができるか!?……であり、
次には、トレンドを構成する波(スイング)の何処で乗るのか!?……である。

先ずは日足の方向(トレンド)を知る事
先人達は便利なインジケーターを色々と残してくれている。
インジケーターの弱点を補強する工夫は勿論必要であるが、便利なものを使わない法は無い。

誰でも知っている移動平均線もその一つ。
或いは平均足などは、視覚的にも客観的で解かり易い。
トレンドラインを引けば、その時の方向性とトレンドの強さが簡単に把握できる。
そして、トレンドの方向に順張り参加すれば、ストレス無く、安全に、かつ、大きく速く取れる。
理に叶っている。

トレンドラインを始めとして、チャネルラインや補助線などの斜め線を組み合わせて分析する手法を、一般的には「罫線分析手法」と称する。
斜め線を使えば、スイングやフォーメーションも客観的に把握できる。

チャートの向こう側には、買い手と売り手がいる。
市場参加者の欲望や恐怖の気持ちがチャートに現れて、特定のフォーメーションを形づくる場合がある。
フォーメーションの内部構造を理解すれば、相場の傾きも解かる。
古今東西、相場に参加している人間の心理は不変なので、
フォーメーションから抜けだしていく型についても、顕著な傾向がある。

相場が加速するであろうポイントを探し出してエントリーするのは、推理小説を読む以上に楽しい。
そして、シナリオ通りの動きをした時には、無上の喜びを感じる。

繰り返すが、日足だけでなく、15分足などの短い時間足にも「斜め線」を使う。
短い時間足にこそ、斜め線を使うべきである。
トライアングル等からのブレイクは、直接的にエントリーのポイントとしても利用できる。
加速を開始する前の「初動」でエントリーする工夫をする事の意義は、
「小さいリスクで大きな利益」が得られるからである。

難しく考えるのではなく、簡単に考えた方が楽しい。
シンプル イズ ザ・ベスト