ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

AUD 中期計画   サポートを割れて下落か?反発か?

2012年10月08日 00時14分25秒 | フォーメーション

AUDJPY、AUDUSDは共に週足での大きな収束トライアングルのほぼ中間レベルで、3か月間の往来相場を演じている。
先週末にはサポートゾーン(ブルー)にまで下落して下値を覗っている状態。
このサポートゾーンを割れると、AUDJPYはヘッド&ショルダーズ、AUDUSDはダブルトップを形成することとなる。
これらフォーメーションによる下値目処は、長期上昇トレンドライン(緑)にまで到達、又はブレイクダウンする規模。

一方、EURAUDでは2.11から1.16への200週に渡る下落に対するリバウンドの状態にあるが、
先週のEUR高AUD安によりダイバージェンスが出始めていて足元ではAUD安にブレーキがかかり易い。

以上、AUD安が一挙に進み、重要サポートをスムーズに割っていくとは考えにくいが、重要な局面にあることは間違えが無い。
週明け早々にサポート割れするのか…、又は、一旦はリバウンドし…、1週間程度安値圏で揉み合い…、その後サポート割れすねのか…?というようなシナリオも描ける。
サポート割れ後のリターンムーブでのエントリーでも遅くはなく、ゆっくりと動静を見守りたい。


ユーロドルの旬の「値動き傾向」

2012年01月15日 18時37分58秒 | フォーメーション

ファッションと同じで、為替にも「流行」があるようである。
「流行」が解かれば、その流れに乗って利益も大きく取りやすい!!

今回の「値動きの傾向」を確認しやくする為に、1時間足にATR(7)を表示してみた。
Average True Rengeは、四本値からボラティリティを算出してスムージング処理したもの。  ATRは1日の中で、実に規則的に綺麗なスイングを繰り返している事が解る。(縦の点線は1日の区切りで、朝の7時を示す)

本来、EURUSDは裏時間であるアジア時間には取引量が少ないことから、値動きが少なく、レンジを形成しやすい傾向がある。
そして表時間(欧州時間)を迎えると、マザー通貨としての取引量が増え、ボラティリティが上がり始め、
加えて、指標発表や要人発言、株式の動きなどをきっかけにして、トレンドを作りに行くという特性がある。
そしてNY終盤の数時間にかけてトレンドが収束し一日のサイクルが終了。 (若しくは、利食いによる反対売買の動きがある場合もある)
この本来とも云うべき値動きが、顕著かつ継続して現われているというのが今回のユーロドルの「旬のファッション」です。

「フォーメーション・トレード」の見地からすれば、
オセアニア~アジア・マーケットで形成されたレンジ(ブルー■)に対して、欧州時間にブレイクした方向にエントリー(赤●)するという手法が有効。
ここ2週間は、ブレイクの時間帯が19時~21時に集中していた。
最近は欧州にマーケットの注目が集まっていて、ブレイクした後は大きく動いてくれるので利を伸ばせるチャンスが続いている。

更にもしも、レンジをどちらにブレイクするのか?…が事前に判断できていたらもっと楽しいですよね。 そのヒントは、直前のトレンドがどうなっているのかを把握する事!!
つまり、各20EMA(1時間足、4時間足、日足)の向きと、価格との位置関係によってある程度判断ができる。
もしもレンジが形成されるとしたら、1時間足20EMAをまたいでレンジが形成される確率が多くなるというのは必然の結果。(今回のチャートでは全てが該当)
そして、この場合は4時間足20EMA(日足20EMA)の指し示す方向へブレイクする確率が高くなる。
但し、価格が4時間足20EMA(日足20EMA)と乖離するにつれて、逆方向へのブレイクの確率が徐々に高くなるという係数を加えてある程度の確率がわかる。
更に、上記の考えに罫線分析を加えて考察すると、レンジをどちらに抜けるか自信を持って判断できる場合がある。
そのようなケースの場合にはブレイクをする前に、レンジ内で逆張りで入ることも有効な手法。(損切幅がより少なく、かつ、より大きな利益を狙える)

今の「値動きの傾向」が続く限りは、来週も、大きく取れるチャンスが続くと思われる。
但し、「旬」には、賞味期限が付きもの。
いつまでもこの「ファッション」が続くわけでもないので、時々はATR等で相場付きを確認する必要がある。
(ATR以外にBBandWidthRatioなどでも代用可)

 


AUDUSDは、明快なトレンドチェンジのリス゜ム

2011年12月03日 17時06分08秒 | フォーメーション

AUDUSD
一方こちらは、非常に明快なトレンドチェンジを果たし、セオリー通りの上昇パターンを示している。
先週月曜日には大きな窓を開け、その後トレンドライン③に沿って上昇した。
結果は、先週の想定パターンの「C」のルートを辿った事になる。

現在は、50%と61.8%レベルでレンジを作って、次なる方向を見出そうとしている。
レンジを下に抜けた場合は、同時に上昇トレンドラインも割れることになり、トレードをしやすい。
直下に、窓があることを考えると、取り敢えずは窓下(丁度38.2%)までは押しそう。
月曜日の窓明けも埋まっていないので、ここも何時かは埋めることになるであろう。
先月のスイングトレード、デートレの殆どはAUDUSDだった。
RSIの形状も黄色の如く、教科書通りの綺麗な形をしていて、分かりやすく推移している。


2種類のスピード調整の仕方

2011年11月28日 00時45分19秒 | フォーメーション

オージードルは24日にH&Sの目標計算値に到達し、綺麗なフォーメーションが完成した。
最終の下落はストップロスを巻き込みながら、下落の角度が②~③~④という具合に加速して終了した。
現在は、急速な下落に対する「スピード調整」に入っているようである。

スピード調整は、値幅によるものと時間によるものと2種類を考える。
現在までは、狭いレンジ(黄色)の範囲で揉みあいながら、時間かせぎをしている状態。
今後も、②や③にタッチするまで、この狭いレンジをキープして横のびしていくということは考えずらい。
トレードをしやすいのは、A・Bのように値幅でスピード調整し、②や③にタッチして反落してくれるケース。
成功の確率は決して高くはないが、ストップが置きやすく値幅が稼げて、トータル利益は高くなる手法。
一方、かつての戻り高値や50%レベル(赤点線など)までの戻し(C)の場合は、トレンドチェンジの疑いも出てきてチョットやりずらい。
また、揉み合いの時間経過からすれば、そろそろレンジ(黄色)の下放れ(D)があってもおかしくなく、計画に入れておくべき。
いずれにしても、当面のデートレではレンジ(黄色)に注目。
スイングでは、チャートポイントまで戻って売りチャンス到来まで様子見が賢明。


24日 オージードルはH&Sゴールに到達

2011年11月24日 09時45分23秒 | フォーメーション

AUDUSDはその後、目立った戻しもなく順調に下落してきた。
リターンムーブ・トップの月曜早朝窓開けから、630Pipsを8日間かけて、7本の陰線と中間の1本の陽線で、H&Sの目標値(N2)に到達した。
下落の角度は、②~③~④という具合に加速している。
これは、ストップロスを巻き込んだ下落の特徴と捉えることができ、そろそろ急反転の調整入りが近いと考える。

目標値(N2)に到達した事に加え、②に引いた仮想チャネルライン⑤にも丁度タッチする位置である事、
RSIのレベルが低位である事などの理由から、一旦は全達玉を利確した。
今後は、下落が更に継続(D)する事も充分に想定されるが、むしろ③や②までの中規模の戻し(AやB)があることに備えたい。
最悪の場合は、(C)のコースを取ることも考えられ、その場合は利益の多くを失なってしまうことになる。

少なくとも③や②までの戻しをゆっくり待ち、そして、下落の波動が形成されるまでは、売りの再開は控えたい。
時間足の形状によっては、半値戻し辺りまでの戻しを取りに行く事や、下落再開(D)を取りに行く事も、デートレでは考えたい。