トランプ米大統領就任式以降の明確なトレンドはまだ発生していない。
新大統領の発言や決定事項に全世界の注目が集まっていて、来週も何が起こるのか注目である。
ドル円には底打ち感も出ているが、決め付けるのは時期尚早であろう。
ドル円の変動率が高く、トレード対象通貨ペアに適している状態が続いている。
USDJPY (日足)
先週の火曜日には、前回安値112.55とほぼ同値の112.51まで下落した。
その後、112.51から反発したことから買い方針で推移してきている。
そして、先週金曜日には日足の実体が下降チャネル(赤点線)を完全に上抜けして越週している。
このまま直近高値115.61を超えるとダブルポトムが成立し、当面の底打ち感が更に強まる。
115.61は、高値118.64からの下落に対する半値戻しと重なるポイントであり重要なレベルである。
ダブルポトムからの倍返しを考慮すれば最高値118.64をトライする動きも充分に想定される。
一方、115.61を順調に超えられない場合は112.51との間での揉み合い入りが想定される。
勿論、何らかのリスクオフ要因が発生した場合は、112.51を割り込んで調整波が継続するという可能性もある事には注意したい。
EURJPY (日足)
ドル円に追随する動きを示している。
下降チャネルの上辺に到達している。
値幅を確保しずらいので様子見とする。
EURUSD (日足)
200MA(緑)との乖離を縮小させる上昇の動きが継続している。
上昇トレンドラインに沿って、ブルーゾーンにまで上昇してきた。
この上昇トレンドラインとブルーゾーンとの攻防を見守りたい。
様子見とする。