今週は、がんばって更に2通貨。
どちらも時期尚早で決めつけるのは危険だが、
「当面の天井になる兆候を示している……」、かもしれない…、程度のものである。
GBPUSD (4時間足)
左右のバランスが悪いがH&S。
現在は、リテスト中の動きをしているとも、見て取れる。
但し、チャネル上辺や直近の戻り高値1.6872までの上値余地は残っているので、
反転しなければならない位置ではないし…、
かつ、しっかりとした中期上昇チャネルの中にあり、H&Sが成立しないという可能性も高い。
でも、気になる。
その答えは月曜日中には、リテストをどちらに放れるかで、直ぐに結論は出そうである。
仕掛けるのならば、リスク&リワードと相談して損切り覚悟の下方向。
AUDUSD (週足と4時間足)
先週は、2004年2月15日高値と2008年7月13日高値を結ぶライン(緑)にタッチして反落している。
一方、Xを起点とした上昇3波の位置関係は、
XとAを100とした場合、Bは61.8%の押目位置にあり、高値Cは150%にあたる。
かつ、HとAの期間は71週間に対して、
AとCは77週間で、許容できる範囲の対等数値の関係にある。……
足型を見ると、週足は陰線引けしているし、
3月17日起点の上昇トレンジラインを下放れている。
上記のように、天井を付けると非常に綺麗な位置関係で、反落の兆候が出始めている。
単なる調整なのか下落入りかを確かめる意味では、更なるトレンドチェンジのサインを確認する必要があり、その後に売りのチャンスが到来すると考える。
ドル主導の相場で、ドルインデックスがリバウンドしているのだから、ドルストレート全体で反転の兆候が出ているという結果か…! やはり、ドルインデックスにも注目です。