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サイクルロードレースのパレードラン

先週末の疲労がようやく抜けてきた。

今日も猛暑日。

天然氷を使ったカキ氷が食べたくなり、
車に乗り込んだ途端にゲリラ豪雨。

しかたなく、写真や動画を整理して過ごした。

 


自転車王国、栃木のサイクルロードレースで、
誰が最初に始めたことかは知らないが
『パレードラン』と呼ばれる光景がある。

宇都宮ブリッツェンや那須ブラーゼンは
交通規制中に選手やスタッフが会場を離れる際、
わざわざ遠回りしてコースを回り
選手とスタッフが手を振って帰るのだ。

当然、我々立哨員も手を降り返す。


こうやって立哨員も選手やスタッフも
手を降ってお別れするのは
宇都宮だけなのだろうか…。



サイクルロードレースやモータースポーツでは、
ゴール時にチェッカーフラッグを振る。

チェッカーフラッグはレース終了の合図だ。

ただし、モータースポーツにおいては
レース終了を意味するのに加え、
「ピットインするまで走行せよ」という意味もある。

これがいわゆる『パレードラン』である。

パレードランは完走者のパフォーマンスであり、
それと同時にレギュレーションで決まっているのだ。


その点、サイクルロードレースはどうだろう。

チェッカーフラッグを受けた選手は
惰性で走った後、さっさとチームテントへ戻る。

ファンもレースが終了すると
さっさとコースから外れ、移動する。

選手がパフォーマンスのために
パレードランをしたなんて聞いたことがない。

だが、交通規制解除まで、
立哨員や警備員はコース上に残っているのだ。


話をモータースポーツに戻す。

チェッカーフラッグを受けた車は
パレードランに入り、
コースをゆっくりと1周回る。

その時、
立哨員(マーシャル)は選手を讃え、
選手はマーシャルを労うように、
お互いが手を振るシーンが見られる。


この”おもてなし”ともいえる光景は
鈴鹿サーキットから誕生したと聞く。

日本のマーシャルは世界最高レベルで
鈴鹿発祥と言われても疑いはない。




私はこの光景が大好きだ。


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