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第15回富士ヒルクライムレースレポート。

第15回富士ヒルクライムレースレポート。

当日の朝の天気は曇り。

エバーグリーン富士の部屋から見る景色は、やや霧雨が降る程度。

私が出走する第6ウェーブのスタートは7時20分。昨日は参加するかしないかウダウダしてたけど、もう荷預けしちゃったので取りに行くしかありません。
というのも、運ばれた荷物を5合目で引き取らなかった場合、14時に会場へ戻ってくるまで待つしか無いのです。だったら7時20分スタートで90分でゴールして、さっさと下山するほうがいいよねぇ。

ウェザーニューズの天気予報では、富士5合目は13時から雨。北麓公園は11時から雨。つまり、レース中の天気は曇りだし、下山するであろう11時頃には2合目あたりから雨に打たれると思われます。
そーいえば、昨日、大会の会場でおおやようこさんオススメのELITEの超軽量ボトル『FLY』を探し求めていたら、ボトルではなく、おおやようこさん本人と偶然にもお会いして、ようこさんから「ホント(鎖骨骨折してて)出ちゃアカンやつだから、下山は気をつけて!」と厳しいご指摘を受けました。おおやようこさんは姉御肌や・・・と思いつつガッチリ握手をいただきました。

そんなこともあって、安全に下山するためにも、レースはちょっと余力がある状態でゴールするペースにしようかな。なんてことを考えながら。

ビュッフェ形式の朝食をガッツリ。(たぶんこんなに摂取する必要ない。)
まぁ、まだ朝4時だし、レーススタートまで3時間ありますからね!!

さらに、ウォーミングアップという理由で、朝風呂を堪能。レース当日に入浴する人なんてほとんどおらず、お風呂は貸し切り状態。長めの入浴でキッチリ心拍を上げたところで、最後のウォーターローディング(ただの水飲み)
そんなことをしていても時刻はまだ6時。チームスカイベリーの仲間と初めての宿泊ということもあって、会話も弾んでリラックス。レース当日なのに、これはなかなかマッタリした時間。「こんなにダラダラしたレース当日は初めてです!」なんてからクレーム(?)が入り、業を煮やして試走に出ていくメンバーや、当日の荷預けに自転車を走らせるメンバーがいたりしますが、これはレース会場から近い宿を確保した特権なのです。もっと堪能しましょうよ!と、さらにマッタリ。

そーいえば、メンバーの集合写真撮っていなかったねぇ。なんてことで

セルフタイマーでパシャリ。一番目立ってスミマセン。
ここでようやく、遠くのほうで開会式の音楽や司会の声が聞こえてきました。

そろそろ会場入りしますかねぇ。

なんて感じで、7時ちょっと前に会場到着。

会場入りすると、選抜クラスがスタートしていました。

それから第6ウェーブの集合エリアに行ってみると、バイクが埋まりはじめている感じ。
濃霧がすごくて50m先が見えない><

知り合いがいないかキョロキョロしてみますが、既にエリアでは小グループが形成されていて、割って入る用な空気なし。後方で90分切りのブロンズ獲得を目指すチームFR90のグループを発見し、サポートライダーのなるしまフレンド藤野さんに声をかけようとしたところでレーススタートの合図。チームFR90は私と同じ第6ウェーブのようです。これは藤野さんとレース中にお話できるかも・・・。と思いつつ、まったりと料金所手前に向けて走り、そのままペースを上げないまま計測開始地点を通過。

中央車線の上を、200Wくらいでマッタリマッタリ。しばらくして藤野さん先導でチームFR90の集団が通過。私もペースを合わせて20名程度のチームFR90集団を後方支援。1合目はコースの中で最も斜度が高い区間。それを集団走行!十分にドラフティング効果を感じますよ。これは・・・楽チン!!嬉しさのあまり、隣の人と楽しくダベリング開始。ほうほう、なるしまフレンドのサポートライダーは3名いらっしゃるそうな。その中で私と同じようなガッシリ体型の方(なるしマッチョと勝手に命名)をチェックしつつ、ついでに何故かわからないけど、富士山のコスプレをしたFR90メンバー(以下富士さん)をチェック。富士さん、1合目のペースが最高に私とマッチ。私はずっとツキイチ。

2合目に入り、少し斜度が緩やかになったところで、富士さんのペースが落ち・・・というか、走行スピードが上がる区間に入ると、富士さんのコスプレは風の抵抗をモロに受けるようで走りづらそう。1合目はお世話になったから、ここは逆に私が引いてあげようかと前に出たところで、なるしマッチョがスッとさらに私の前に入りました。あらやだ、この大きな背中!なるしマッチョ最高じゃないの!!

3合目に入ったところで、藤野さんが前方へ加速しました。「アレ?(ブロンズ獲得には)ちょっとペース遅いの?」なんて思い、藤野さんについていこうとペースを上げ、ちょっと辛くなったのでローテーションしてもらおうと後ろを振り返ると、富士さんがいない。というか、なるしマッチョもいない。ひょっとして藤野さんは逃げ役?そのまま藤野さんから離脱して、なるしマッチョが上がってきたところで、またツキイチ。

4合目に入り、スプリント区間のキツイ斜度で、呼吸がキツくなってきたため、なるしマッチョから遅れ始めたけれど、残り2km地点からの平坦区間で爆走トレインを捕まえてそのままラスト500mのモガキへ。なるしマッチョは仕事を終えたのか、前へ行けの合図。頑張ってモガイてゴール。手元の時計では・・・アレ、90分30秒。

あ・・・チームFR90って、私より30秒以上遅くスタートしていた!!つまり、私はFR90の人たちより30秒早くゴールしなきゃダメだったんだ。ネットタイム計測め・・・。 orz

それにしても、こんなに余裕を持って楽しくゴール出来たのは久しぶりだなぁ。
やっぱり富士ヒルクライムは『ヒルクライムのお祭り』だなぁ。この雰囲気、すごくいいな。

ciclissimo(チクリッシモ)No.57 2018年8月号
砂田弓弦
八重洲出版


レースの後にひとまず、自撮りでパシャリ。
5合目も生憎の天気のため、富士山が見えず。
下山荷物を受け取ったら、体が冷える前にすぐ着替えてそのまま下山パトロール待ち合わせ場所へ。
下山パトロールの誘導時間が1時間後だったので、売店をフラフラ。

売店は悪天候なこともあって、いつもよりも少なめの印象。
だいたいレース当日は売り切れになっている『富士山メロンパン』を並んで買えた喜び。

このメロンパンの何が美味いのかっていうと・・・なんですかね。できたてを食べられるから表面カリカリで中がしっとりってことかな。
一個260円。

下山パトロールの時間が来て、私は集団の後方を担当。
天気が悪く、景色を楽しめないけれど、思ったよりも40km/hのペースを守っている人で安心して下山ができました。
(せっかく持ってきたチョンマゲアクションカメラ、使用しないで下山するのはもったいないので撮影)

ただ、これまでなら強制的な休憩箇所を3箇所くらい設けていたのだけど、今年は強制ではないらしく、私はノンストップで下山しました。

そして、天気予報通りに2合目から雨。
真冬の格好で下山したけれど、防水性としては微妙だったようで、やっぱり寒くなりました。
防水性が高いウェアを探さねば、またジャパンカップで痛い目にあう気がする・・・。

下山の後の吉田うどん、暖かくて美味しかった!!

P.S.
あの富士さん、ロードバイクのコスプレ界隈でおなじみのてんげるまんさんだったんだ!!



くー、事前に知っていたら、いっぱいお話したのに!!!

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