2021年7月28日(水)
富士スピードウェイ(FSW)にて行われた、東京2020オリンピック自転車競技ロード個人タイムトライアルの観戦に行ってきた。
新型コロナの影響から、東京都内で行われる多くのオリンピック競技は無観客開催となっている。それを考えると、このロード個人タイムトライアルを観戦できたことは非常に貴重な体験だ。
FSWはサーキット場であり、数多くの駐車場を備えているが、会場にはシャトルバスでのアクセスのみと限定され、しかも事前予約制だったが、各乗り場の人数把握が目的であろう。なんの確認もなくバスに乗り込んだ。
(私は乗車場所を御殿場プレミアムアウトレット、出発は朝7時とした。)
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シャトルバスは乗車率が非常に低く(私ともうひとりの男性を載せただけ)、道中も快適で、あっという間にFSWに到着した。
F1GPのグダグダ地獄はすでに過去の話。
道路は舗装され、ランナバウトがあるほど。
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十数年ぶりのFSW
すっかり綺麗なサーキットへ変わっていた。
先日の山中湖ライブサイト同様、入場時に体温チェックと手荷物検査(しかもX線検査!)を行った後、会場入り。
全く混まずに8時前に入場したが、早めに着いても特に何かイベントが有るわけでもない。
何もないので、アサガオのメッセージをひとつひとつ見たり
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FSWのアサガオは元気だった。
お土産ブースにゆっくりと並んだり。
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だだっ広いサーキット場で、ココだけ密になっているのは、グッズ売り場がココしか無いからである。
公式プログラムを購入し、いざスタンドへ。
時刻は朝9時。
にもかかわらず、日差しが強くて暑い。
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日陰を求め、2階席にある実況席の隣でスタートを待った。
ちょっとウトウトしたり、
遠くの方で走るトヨタのオリンピック専用車を眺めたり。
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このオリンピックのために頑張って開発した
トヨタのモビリティたち…。
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スタッフの移動用モビリティと化していたのが寂しい。
やがて、正面の実況ブースにサッシャさんが登場。
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上空にはヘリが飛び
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レースが始まった。
まずは女子。
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与那嶺選手、最後までしっかり追い込んだ走り。
他の選手も、素晴らしい。
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1秒でも早くフィニッシュするために
中にはハンドルを投げる選手もいる。
注目はやはり、アネミエク・ファンフルーテン
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ロード2位の雪辱を果たす走り!
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TOKYO!!
続いて男子。
女子より1周多く走るが、スピードが速い。
あっという間に前を通り過ぎる。
私はロード復活のトム・デュムランと、不運が続くプリモシュ・ログリッチ。(つまりチームユンボビスマだ)そして、イタリア推しであり最強のTT選手、フィリッポ・ガンナ!!
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最終組がスタートし、
序盤にログリッチが好タイムを叩き出す。
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デュムランもブランクを感じさせない走り。
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アップダウンが多いコースに苦戦するガンナ。
金メダルを獲得したのはログリッチ!!
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表彰台でテレマーク。
グランツールでおなじみのポーズが見れて嬉しい。
楽しい時間はあっという間。
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これで私の東京2020オリンピック観戦が終わった。
結果としてロードと個人タイムトライアルの両方が生で見られたことは奇跡だ。
良いことも悪いことも、いろいろな出来事が詰まったオリンピック。
一生忘れられない大切な思い出になった。