国内では珍しい都府県をまたぐステージレース『ツアー・オブ・ジャパン』(以下TOJ)。ちょうどサラリーマンのお昼休み時間にレースフィニッシュを迎えるように設定されていて、ホントこの一週間はこれを楽しみに仕事を頑張ったようなもの。
今年は例年に比べ日本人選手の活躍が目立った印象。初日の堺ステージでブリッツェンの岡選手がリーダージャージ獲得に始まり、2日目の京都ステージではシマノの入部選手が壮絶な逃げを魅せるなど、レースの面白さが日増しに強くなっていき、午後の仕事に支障をきたすほどでした。
ああ、見に行きたい。
週末は次男の運動会。
土曜日は良すぎるくらいの天気に恵まれ、運動会をがんばった次男と、前日からお弁当作り等の準備を頑張った妻は、日曜は家でマッタリと過ごしたいとのこと。
ほほう、日曜はマッタリ過ごされるのですね!?
それなら私はTOJ東京ステージを見に行ってもいいですか?!
みなさん家でゆっくり体を休ませてください!!!(よしよし)
というわけで急遽東京ステージの観戦に行ってきました。
これまでPCのモニタ越しに思いを馳せていただけのTOJ。
この東京ステージの舞台、大井ふ頭も一度サイクリングに来た程度。観戦等の攻略ポイントがわからないので、早めに現地入りです。
まだ8時なのに・・・既に日陰が無く、日差しが強い!
充実したサイクルラック。さすが都会です。
都会は自転車がすぐ盗まれるらしいね。
自転車の施錠を義務化しているらしいので、鍵を3個セット(田舎者)
ちなみにヘルメットは家にある一番クサイやつで対応。
クサイぞー盗めるもんなら盗んでみろー。
会場周辺をレースマップ見ながらテクテクと歩きながら情報収集。
レースを観るならイベント会場からスタート/ゴール地点、それから少し北の東洋水産大井ふ頭冷蔵庫あたりは200mほど歩くと反対側のコースが見られるしコンビニがあるので便利らしい。ほほう、さすが都会のプロ観戦者。行き当たりばったりな私とは大違いです。
レースが始まるまでイベント会場で待機。
あらま、牽引ぼーや発見!!
…佐野選手の怪我が早く治りますように、拝みました。
NTNのスタッフは円陣を組んで気合を入れています。
なんてなめらかな円陣だ。
NTNはTOJメインスポンサー。
会場のテナントでベアリングについて色々となめらかに教えていただきました。
会場中央ではTOJキッズのウィラースクールを開催していて、見たことある後ろ姿が。
子供からバイクを借りて、デモンストレーション。
鋭いコーナリング。
さすが全日本自転車競技選手権大会で個人TTを2度チャンピオンになった男だ。
と、フラフラしている間に、いつのまにやら東京ステージがスタート。
序盤はキナンの逃げが凄まじい。
ブリッツェンも増田選手を守るように集団内で脚を貯めます。
増田選手の怪我が心配。
今日はタイム差ゼロでゴールしたいところ。
レースはあっという間に20周でゴールを迎え、ゴールスプリントはBSの窪木選手が勝利!
真っ先にアシストへ向かう窪木選手。
エースとアシスト。強いわけだなぁ。
個人総合成績は、ポイント賞ジャージはフェデリコ・ズルロ(左)、山岳賞はフィリッポ・ザッカンティ(右)、総合と新人賞のダブル受賞はクリス・ハーパー(中央)
ブリッツェン恒例、レース直後の選手スピーチ。
色々あったTOJ。増田選手も最後は目に涙を浮かべていました。
8日間お疲れ様!
それからグストのサイン会へ。
お久しぶりな雨澤選手。
なんだか少し大人になったかな?どっしり構えて益々プロのオーラ出てました。
半年見ない間にこんなに成長するもんなんですねぇって、今度雨ちゃんママに言おう。
初めてのTOJ東京ステージ観戦。
都内でアクセスしやすく、最終ステージだけにレース後の楽しみも沢山。
心地よい疲労感で、帰宅してすぐに夢の中でした・・・。
<おまけ>
選手の出走サインボード。
ん?
14番に初山翔??
おおう!中根選手だったのかー!!