自由詩:梅雨のいたずら 2006-06-25 20:53:26 | 徒然なるままに 糸のような雨 がシトシトと 音も無く舞い降りてきて アジサイの葉の上で ピシャっと跳ねて水玉になり コロッっと滑って落ちた コロっと落ちた水玉は カエルのあたまで ピシャっと砕けた ピシャっと砕けた水玉は アリの上にシャワワっと降った 急げや急げ 流されちゃうぞ 葉っぱの傘じゃ 間に合わぬ 巣穴は近いぞ それ急げ みんなで走れば 怖くない