ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

安い

2010年05月09日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 「女子高生ミステリーナイト」といういかにも安っぽい作品を観ました。
 幽霊も殺人鬼もでてきません。
 予告ではホラーかと思って借りたのですが、安いミステリーでした。
 ホラーファンにとってはがっかりな映画です。
 高校の寮、美少女、いわくありげな教師と、道具立ては良いのですが、そもそも怖くもなければどんでん返しもありません。
 多くの作品に接するとこういうものにあたることもあるんですね。
 物足りない。

女子高生ミステリー・ナイト [DVD]

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復職祝い

2010年05月09日 | 文学

 昨夜は実家で復職のお祝いをしてくれました。両親と兄とで御馳走に舌鼓をうち、さまざまな酒を少しづつ飲みました。

 まことにありがたいことです。

 そして、父の年齢からくる衰えに、時の流れを感じました。
 人は老いるもの。時は流れるもの。

 今が一番若い、と言ったのは、定年退職した元上司です。一分後には、今よりも老いています。そして一分後には、その瞬間が一番若いのです。

 年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず

 初唐の頃の詩人劉廷芝の詩の一節に、この有名な文句があります。
 日本では、「和漢朗詠集」で紹介されて人口に膾炙するようになったようです。
 
 いくら科学が進歩しても、時の移ろいはどうしようもありません。 

和漢朗詠集 (講談社学術文庫 (325))

講談社

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