ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

偏見?

2010年05月15日 | 精神障害

 今日、保険の営業の電話がありました。
 私の病名を告げると、ガチャ切りされました。

 精神病といえども、軽い場合には高血圧などと同じように、ふつうの日常生活を営んでいます。働きもし、家庭も持ち、地域の活動にも参加する善良な市民がたくさんいます。
 それはうつであれ、躁鬱であれ、統合失調症であれ、パニック障害であれ、摂食障害であれ、各種神経症であれ、同じです。

 しかし、世間一般からみれば、圧倒的少数者なのか、偏見はなくなりません。

 昔の、座敷牢に閉じ込められて、奇声を発したりしている精神病のイメージが抜けません。今でも、精神病院の閉鎖病棟に拘束衣を着せられて閉じ込められている重症患者がいることは事実です。しかし、がんでも治療を受けながら働いている人もいれば末期で寝たきりになっている人がいるように、私の病気にも色々な人がいます。

 それを精神病と聞いただけで、穢れのように営業の電話をガチャ切りされるのは気持ちの良いものではありません。

 啓蒙が必要です。
 この記事が、少しでもそれに役立てば、幸いです。