日経ビジネスの2012.6月4日号(今週号です)の記事「旗手たちのアリア」の3ページが素晴らしい。
毎回話題を変える連載記事ですが、読みだしてぐっと引きこまれました。
その犠牲的精神、愛から生まれる使命感、人生はこうありたい。
いま私は「宇宙の理」という雑誌に「自己確立と共同創造」という記事を連載しています。
http://www.the-cosmology.com/enshinryoku-2.html
当ブログのカテゴリーに「前生のおもいで」という連載がありますが、この「前生のおもいで」を参考にしながら霊的自立という観点から綴っています。
そういう自己確立と共同創造のエネルギーが、この「旗手たちのアリア」という記事に漲っています。
『 タイの貧しい農村にミーチャという女の子がいた。貧しい農村の家に生まれたミーチャは、家計を助けるため12歳で出稼ぎに出た。いい仕事があるとだまされて連れて行かれたのが売春宿だった。ミーチャは1日何人も客を取らされ、それが嫌で泣いたり騒いだりすると、泣きやむまで殴られるという生活を送った。そして最後はエイズで20歳の若さで亡くなった。1996年のことだ。
このミーチャの話しを大学の授業で聞き、強烈なショックを受けた1人の女子学生がいた。(中略)・・・
あれから11年。「ミーチャのような思いをする子供がいない世界を作る」と誓った彼女は今、世界の子供を守る最前線に立つNPO法人「かものはしプロジェクト」で共同代表を務める村田早耶香だ。』
村田さんは子供たちが売春宿に送られるのは、貧困が大きな理由だと思い、発展途上国の中でも最も貧困な人々が職を得るためには何ができるかと考えました。パソコン教室を作ったり、直接現地の人を採用したりしました。
彼女はカンボジアからインドへとその奉仕の地を移動しようとしていますが、その決意から実行に至るまでの試行錯誤、紆余曲折、絶望、挫折などのを経て強く生きていく様子が書かれています。
記事には、役割を直観で理解し、怖いもの知らずで邁進して行く人々に共通して起きる「御縁」「共同創造」のエネルギーも充分に感じることができます。
彼女を支援する現丸善CHIホールディングスの小城武彦社長はこう語りました。
『起業家の共通点は「おかしいのでは?」と思ったことを見過ごさないこと。村田さんは、世の中に起きているおかしなことを、素直におかしいと思い、それをよくするために「自分でやります」と宣言した。応援したくなった』
本当に世の中にはおかしなことが沢山あります。私には彼女のような勇気も行動力もないけれど、彼女の純粋で崇高な愛と行動力には、とても励まされました。
明日の自分に繋げたいと思う、良い記事でした。
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