真実の扉

「何もしないことをする時」「何も考えないことをする時」・・本当の自分の扉が開く

映画解説3(「マトリックス」のメッセージ)

2004年11月23日 08時50分34秒 | マトリックスの予言
 映画の中の世界で実在の人間は、カプセルの中で眠っていて、このカプセルにいる存在こそが、(現代に比喩すれば)霊的世界での魂、本当の自分なのです。しかし、人間たちはマトリックスに映し出される世界を現実だと思っています。映画の中での人工知能は現実の社会での邪(よこしま)な霊達に比喩されています。つまり霊的な世界から意識の波長を合わせて(マトリックスのコードを通じて)人の行動を霊的にコントロールしている存在に比喩されているわけなのです。

 映画での一般の人々は、ほぼ全員がこの邪な意識である人工知能に意識をコントロールされてしまっている設定です。実際、現実のほとんどの地球人も同じで、邪霊に意識を操られていることにまったく気づいていないのです。人間の魂は神から分かれた御霊(みたま)と言われるように本来は善良な存在です。私たちの毎日の現実は、私たちの心の良心と悪心との戦いの結果として毎日作られています。

(例え話をします。禁煙をしよう、禁酒をしようというようなことで、決断しても先ず最初の一日というものが非常に辛いものになります。しかし2日3日、そして一週間と続くうちに楽になっていくという経験がありませんか。禁酒禁煙に関わらず執着なら何でもです。これは慣れるということもあるでしょうが、酒であれば酒好きと一緒に居て酒の雰囲気を味わいたいと憑いていた多くの霊が、酒を断とうと頑張り続ける人に根負けして体から離れるということにも関係していると思われます。ただ嗜好品でなく本能(遺伝子を通じて自分自身に組み込まれているもの)の欲に強く執してしまうと、そう簡単には断ち切れないのです。本能は肉体ができるときに同時に自分に備わってくるものですから。)

 映画での夢の世界は1999年、人々は仕事をし、怒り、食べ、愛し合います。そしてこの時間、この場所こそが今の現実の出来事だと思っています。しかしそれは人工知能の電気的刺激によって造りだされた「マトリックス」と呼ばれるバーチャル・リアリティ(仮想現実)の世界でした。現実の今は22世紀、2199年頃……。

 この仮想現実の造られ方(邪霊に操られた人間の想いが現実を造っていることに比喩している)に気づき、自らマトリックスのコードを断ち切り、現実とマトリックス間を、通信回線を利用して行き来しながら人工知能と戦っている人たちがいました。モーフィアスをリーダーとする光の戦士たちです。彼らは預言者(Oracle)が語った「救世主(The One who saves the world)」と呼ばれる人物の出現を待ち望んでいました。モーフィアスはその人物を探し出しました。その人物はコンピュータ・プログラマーとしてニューヨークで働くネオと呼ばれる人物でした。
 彼こそが人工知能の人間支配から自由を取り戻す救世主でした。

写真は福岡市姪浜のヨットハーバー(撮影は私  _(._.)_ )
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