今日は(正確には昨日)ガンについての講演会に行ってきました。
http://www.worldforum.jp/information/2011/8.html
13時から17時までと長いので退屈するかと思いましたが、一度5分ほど睡魔が襲ってきましたが、それ以外はずっと集中できた濃い内容の講演でした。
特に船瀬俊介氏の講演はビートたけしやコロンボ刑事の声帯模写を入れたりして初めから終わりまで会場全体が笑いっぱなしでした。
50分近くの内容ですが、youtube に音声だけUPしようか迷っています。
youtubeなどへのUPは、テレビなどのマスコミ報道は余り気にしないでUPしてしまいますが、こういう小さな規模での活動はマスコミの場合と違って流石に著作権のことが気になります。
これについての文書はまた時間ができたら書きますが、近々不意に2日間ぐらいの限定で音声のみをyoutubeに流すかも知れません。
油断しないでお立ち寄りください(笑)
今日は、同じガンの話しですが、ちょっと今までの話しとは違います。
8/21に「週刊ポスト」の記事を紹介しましたが、同じ週刊ポストでもう一つ紹介・・というか、以前から自分が書きたくてそのままにしていた関連記事がありました。
ガンは告知すべきか否か・・ということ
福島の原発事故以来、これまで書いてきた放射線に関しても言えますが、基本的に人間がいうことは100%すべて正しいということはありません。
人間にとって危険な放射線量ということでも、赤ちゃん、妊婦、子供たちなどによって異なるし、人それぞれでも免疫力は違いますし、撒かれている放射線量や種類だって正確なことは分かっていません。
また今回のようにジワジワ長々という放射線の放出も人類史上初めてのことです。
その中で、どの程度が安全かは情報が乱れ飛んでいるにしろ、やはり何が正しく何が間違っているかはご自分で判断しなければなりません。
私は専門家ではありませんので、私のマイノリティーで確信的考えも、参考にしていただければということです。
慎重になり過ぎて、職を失い、生活苦に苦しみ、避難所のストレスからガンなどの病に倒れるのと、避難地域からもっと開放して強く、明るく生きることでガンの罹患から遠のくことのどちらを選ぶかということです。
せめて強制的避難区域を大きく縮小して、もっとデータを隠さずに公表して、被災地の人々の自由意思を尊重して欲しいと思います。
あれあれ、、今日も放っておくと筆がこの話題でまた進んでしまう。
今日の話題に戻ります。
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同様に、ガンの告知の問題でも同じこと(隠さず公表すべきこと)が言えます。
結論から言えば、ガンは告知すべきものです。
しかしそれが全てのガン患者にとって良き報告なのかというと、そうはならない場合もあります。
それでも、確率的な問題として、告知しなければならないというのが原則・基本であると私は考ます。特に末期ガンは100%告知すべきと考えます。
その理由を書く前に、ガン告知の現状を「週刊ポスト」より紹介します。
現在でこそガン告知は当たり前のようになって来ましたが、15年前まではガンの告知はタブーでした。
何故かというと次のような悲劇が起こりえるからです。そのまま転載します。
【 がんに冒されたある高僧が‘自分の本当の病名を知りたい。徳を積んだ私なら、取り乱すことはない’と、医師に詰め寄った。そのため仕方なくがんを告知すると、高僧は取り乱し、その直後に悲嘆のあまり自殺した ― こんな‘伝説’が、20年前まで当たり前のように医師の間では話されていた。患者の方も当時は「先生の治療方針に従います」と、自分の病状について深く知ろうとしなかった 】
まぁ、「徳を積んだ私」などとしゃあしゃあとのたまうお坊さんだけあって、申し訳ないですが「然もありなん」と思ってしまいました。
で、今のガンの告知率はどのくらいかというと、2007年の厚労省研究班の調査では65.7%なのだそうです。意外と低いものだと、私は思いました。
さらに余命告知率は29.9%とガン告知率の半分以下です。
昔はタブー視されていたガンの告知が、現代では3分の2になったとはいえ、本来はこれは少なすぎるのです。
何故ならば1997年の「インフォームド・コンセント」を重視した医療法改訂と、2005年の個人情報保護法の制定で、今は「ガンの告知は家族ではなく本人にするのが原則」となったからです。
だから「週刊ポスト」のガン告知率65.7%を見て「少ない」と思ったのです。
患者が意識不明だったり認知症の場合は例外ですが、そんなガン患者が34.3%もいる訳ありません。
告知率が低いのはもう一つの例外「告知によって病状の悪化が予測される場合」があるからです。
そういうわけで、最近大腸ガンで7月19日に亡くなった俳優の原田芳雄氏(享年71)も、先月食道ガンで亡くなったリポーターの宮尾すすむ氏(享年77)も、ガンの告知がされませんでした。
特に酷いのは原田氏です。大腸ガンなのに肺炎が死因でした。
つまり抗ガン剤の副作用で殺されたのです(前出の船瀬氏の今日の講演から)。
抗ガン剤と教えずに抗ガン剤を打つ、これは悪意なき虐待、殺意なき殺人とも取れるのです。
感の良い方は私がなぜ「ガンは告知すべき」と言い切ったかが、ここで分かったかと思いますが、これについては明日書きます。
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ガンを患者が知ったときにその後の患者の行動を100%把握できれば別ですが(たとえば100%自殺すると判断できる)、そうでないのなら患者に任せるべきことです。
病気はフォロー(他人)の問題ではなくて患者本人の問題です。
自分で自分を救うという当たり前で最善の方法を閉ざすことは罪であると考えます。
フォローする人たちが100%患者を治してあげられるというのなら別かも知れませんが、そうでないのなら望みをたちきってはいけません。
がんを告知されなかった人で末期癌から生還した人を知っていますか?
私は知りません。逆の報告はたくさん受けています。
それとブログへのコメントとして、お名前(HN)は最低限記入してください。
有難うございました。
なぜ告知をするのかを考えると、『患者が患者らしく前向きに生きられるようにするため』であって、決して世の風潮であるとか、医師の自己満足といった事ではないと思います。
例に挙げられていた、がんの告知なしに抗がん剤を使用も、時としてはあり得ると思う。
85%は告知を望み、残りの15%は望まない。
85%の告知を望む者のうち、健常者は85%であるから、実際に告知を受けて、『知らなければ良かった』と感じる人も多いのではないだろうか。