闇に負ける

耐震強度偽装事件に世間は揺れていますが、内容は異なりますが姉羽氏に続いて、ホテルチェーンの東横グループが偽装をしました。
建設認可を取って建築終了し、その後に自分の使いたいように変更したということです。まぁ、人の命に関わるものではないので、気持ちとしては分らなくもないことはないですが、条例違反と知りながら同ホテルを改造したのは昨年の11月で、耐震強度偽装が発覚しホテル業界も偽装問題で大揺れだった最中とのことで、さすがに見識を疑います。
このように法律を守らないことが続くと、また法の規制強化が施行され、世の中は住みにくくなります。
堀江氏のように法の隙間を潜り抜けることを（実際は法を犯しましたが）正当化して公言していくのも同じで、それなら「隙間無くびっしりと規制の網を張ろう」という結果となり、また地球は一歩ユートピアから遠ざかるのです。
国の憲法を含め、人為的な法は本来、必要なものではなく、法が無くとも秩序が守れる暮らしができないと新しい地球はやってこないのです。
人間はまだ本当の自由を体現できず、人の自由と自由がぶつかり合う社会を形成しています。
その自由同士の潤滑剤として人為的な法は存在していて、人が真の自由を取り戻したとき、すべての法はなくなるのです。

これは大変重要なポイントですが、まだまだ現代はこのことを理解していません。夢のような話で、現実からあまりにも乖離しすぎているためですが、為さねばなりません。
人為的な法は本来、「神の心（法）と一体になった心の自由が取り戻せない現人類が、代替的に配備しているものである」ということを知らなければ、多々しい秩序体系を地球上で体現する方向には進んでいかないのです。

以下のメッセージは昨日の続きです・・・

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新しい地球への移行を為すには
一人ひとりが問題を自分の中に
そして社会の中に作り出していかねば為らない

問題の中に光を見つけ出し
人と人、出来事と出来事を光と光をつなげ
光で満たさねばならない

あなたの許しの光が
もうひとりのあなた（他人）の許しを呼び
光り輝くことができる
人の心の中に神の光を見ることで
光が連帯し　統合しなければ　新しい地球はやってこない

あなたが闇だと思っていた存在こそ
あなたに光を運んでくれている犠牲者であることを知りなさい
みんなの闇の部分の代表者であることを知りなさい
彼の犠牲があればこそ
あなたは自分の中に大きな闇の現実を作り出さずに済んだことを知りなさい

善いにつけ悪いにつけ
かつてオーム真理教で多くの罪を犯した中心人物も、そして彼も
大きなエネルギーの持ち主だった
そのエネルギーに多くの人が呼応したことを知りなさい

すべては欲から発している
拝んで幸福になりたいと思っても幸福はやってこない
愛ある自分を作ろうとどんなに形としての修行を積んでも愛は深まらない
幸せも愛も　手抜きで得ることはできない
汗水たらさずに株の財を増やしても
真の幸せはやってこないし、愛も深まらない
真の幸せも愛も魂本来の目的を成就する過程の中にしか存在していない

魂の喜びと異なる喜びは神とつながるものではなく
幻想としての自分を大きく作り出し
幻想としての自分に溺れ
道を見誤ってしまう

闇に負けるということは
闇を自分と分けているからだ
闇と敵対しているからだ
自分の中の闇を認め
闇を見詰めていかなければ自分は変わらない
自分の中の闇を変えていかなければ
いつまでもあなたは闇を現実化する人生を送らなければならない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　― つづく ―