かなりピンボケですがキクユメジロの目白押しです。向かって右の黄色みの強い方が新入りのれもん、左の灰色の方がすだちです。えさは土佐餌という摺り餌と、おやつとしてローリーネクター、果物などです。ネクターはホルスのおすそわけをあげているので当然クイコ派になってしまいました。たまにラウディをあげると露骨に嫌な顔をします。
お店の人がどうしても色落ちしてしまう、それを防ぐのは難しいけれど餌がポイントで弱い餌がいいらしいと教えてくれました。
メジロのような和鳥はすり餌という粉状の餌を青菜と水ですり混ぜて与えます。鳥の種類によって餌の強さをかえるんです。昔からの日本人の知恵です。強さは魚の粉の量で決まります。動物性蛋白質の量できまるわけで、とても繊細ですばらしい餌で、今鳥さんが食べているペレットの先駆けともいえる餌です。
めじろは虫なども食べますが花の蜜果物も食べるので動物性タンパク質はあまりいらないので弱い餌でじゅうぶんだということです。逆に強すぎる餌は体をこわしてしまいます。
江戸時代に今でも繁殖が難しい九官鳥の繁殖に成功したほどレベルの高い技です。野鳥の捕獲飼育が厳しく規制されている今、この素晴らしい技術までもが失われるのは惜しいです。本にしてほしいです。
日本の野鳥が守られているゆえにアフリカから連れてこられるめじろたちが気の毒ですが・・・。
ちなみに和鳥の飼育はおじいちゃんの趣味といわれていたそうで、じっくり鳥とつきあえるかららしいです。
前回のアメリカ人で神様を信じている人は少ないはアメリカ人で神を信じていない人は少ないの誤りでした。やはり私は鳥さんより頭が悪いようです。
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