以前から気になっていた本「現代の蛮行」をアマゾンで取り扱っていたのでポチしました。この本は動物実験の実態を暴いた本であるということなので動物実験に対する私の意見をはっきりさせようという目的がありました。
まず感じたのは古めの本なので実験の装置も古めかしいということ。現在も装置はそう進化していないらしいですが、モノクロで写りも分かりにくいところがあり、そこは残念なところです。
実験の数々は凄まじいものでした。放射能に晒されて顔が崩れたサルはどうしてこの世に生を受けたのか問いかけてきました。目や口に器具を突っ込まれて身動きが取れないネコはすぐには死なないので格好の実験の餌食です。首を折られるネズミの無垢な目。どれもこれも悲惨でした。
それでも。
私は難病の新しい薬の開発や、難しい症例の手術の方法の開発に期待を寄せてしまう。
確かに、無駄に痛めつけたり、分かりきったことで動物の命をもてあそぶのは反対だ。けれど自分が日々直面する患者さんたちの治療の限界、自分自身の病気を思うと、申し訳ないけれど最低限の実験は必要かもしれないと・・・。
しかし、きちんと最低限の苦痛しか与えないということが守られているか監視する目は必要だと痛感した。日々死に直面していると感覚が麻痺してしまう人もいるからだ。
必要悪。これが私の出した答えでした。
皆さんも興味があったら読んでみてください。安価です。しかし内容は濃いです。もしかしたら私と違う答えを出す人もいるかもしれません。
まず感じたのは古めの本なので実験の装置も古めかしいということ。現在も装置はそう進化していないらしいですが、モノクロで写りも分かりにくいところがあり、そこは残念なところです。
実験の数々は凄まじいものでした。放射能に晒されて顔が崩れたサルはどうしてこの世に生を受けたのか問いかけてきました。目や口に器具を突っ込まれて身動きが取れないネコはすぐには死なないので格好の実験の餌食です。首を折られるネズミの無垢な目。どれもこれも悲惨でした。
それでも。
私は難病の新しい薬の開発や、難しい症例の手術の方法の開発に期待を寄せてしまう。
確かに、無駄に痛めつけたり、分かりきったことで動物の命をもてあそぶのは反対だ。けれど自分が日々直面する患者さんたちの治療の限界、自分自身の病気を思うと、申し訳ないけれど最低限の実験は必要かもしれないと・・・。
しかし、きちんと最低限の苦痛しか与えないということが守られているか監視する目は必要だと痛感した。日々死に直面していると感覚が麻痺してしまう人もいるからだ。
必要悪。これが私の出した答えでした。
皆さんも興味があったら読んでみてください。安価です。しかし内容は濃いです。もしかしたら私と違う答えを出す人もいるかもしれません。