1月10日(金)沖縄ツアーへの出発日。
・・・だったですが、実はスタート以前8日(水)からトラブルが。
トラブル連発記録、長文ご容赦ですm(_ _)m
前回(一昨年12月)も今回同様、エレキとアコースティックの二公演だったので
楽器機材多数。かなり余裕を持った日程でヤマト運輸さんにお願いしました。
そんでも心配性な凸ヤマは無事に機材が到着するかを連日トラッキングしてたのですが、
6個口の荷物中、5個がちゃんと沖縄北谷営業所に到着して
指定日(公演前日)の配達を待ってる状態なのに、ナゼか
一個だけ羽田空港店から動いてない!
何かトラブルなら連絡が来るはず、と思ってる間に凸ヤマでは無く
荷受け主たるマサちゃん社長に
『お荷物の中にスプレー缶の様なものが含まれており、飛行機に乗せられません、このままだと陸送~船便になります』
と連絡が行く事態が発生。ヽ(Д´ ゚)ノ゚ひえええええええ!
だがそこはマサちゃんの機転で
『かまへんから、その荷物一回梱包解いて、そのスプレー缶みたいなもんほかしたらエエがな!』
との指示がなされ、かろうじて1日遅れで一個の機材だけ公演当日朝に
間に合う、って展開が在ったのですよ。
ですので!
今回は万全を期し、リチウムバッテリーと見紛うモノや
スプレー缶の類を徹底排除し、トリプルチェックをして機材群を事前発送したのでした・・・
でしたのですが・・・
例によって配達希望日の5日も前に発送し、トラッキングしてると・・・
またまた一個だけが羽田にスタックする悪夢再び!おかしい、今回は引っ掛かるブツは絶対
入ってないはずなんだが!?('~`;)また連絡が行く展開を考慮して、まずマサちゃんに
トラブル発生を報告、ヤマトさんでは営業所への電話問い合わせを受け付けてないので
ホームページからメールで調査を依頼。
凸ヤマの方ではその一個が“何が梱包された箱なのか”特定出来てなかった為
(ギターとアコースティック用エフェクター・ボード以外の3個は同じサイズのダンボールに分散梱包したので)
一個だけが沖縄に間に合わない状態でも、何をどうすれば最低限のライブ公演が可能かを
水曜8日の晩に徹底的にシミュレート開始。
メインのエフェクトボードが無くても、毎回遠出の際はスペアのAmpヘッドを持ち歩いてるので
そのどちらかが在れば、エレキ・ギターは既に届いているので凸ヤマの演奏は概ね可能。
アコースティック・ギターは手に持って機内預けで持参なので大丈夫。物販の箱なら最悪無くても問題にはならないけれど、
iPadが届かない事態に備え、iPhoneにライブ用トラックのバック・アップDATAを落とし込む作業開始。
オーディオ・インターフェースはメインもスペアも同じ箱に入ってるのでそれは更なるサブを持参するとして…
ってトコまで思考を巡らせて、一応の体制が出来上がったのでこの夜は就寝。
翌9日(木)の朝にはヤマトさんから
内容を精査中ですが、稀にトラッキング・データがこぼれて一つだけ『届いてない様に見える』
場合も在る旨が記され、現在羽田と北谷の両営業所に実情を問い合わせ中、との的確なメール返信。
(同じことを最初から説明し直す等の手間の一切要らない、見事な対応でした)
そのメールを読んだついでに、もう一度トラッキングを掛けると・・・荷物が動いてました!
と云うか北谷に届いてるじゃん!
と、そこに本部の指示を受けた北谷店担当さんから電話が。
『全個口、北谷店の方に届いて居りまして、ご指定の明日の配達へ向けて待機中です』
お騒がせしましたm(_ _)mトラッキング・データの“こぼれエラー”みたいなもんだったのですね、今回は。
北谷営業所のお姉さんに御礼を言って、メールをくれた担当の方にも
無事届いてる様です、お騒がせしました!と返信。
いやあ焦った。ハラハラした。昨晩の苦闘は無駄になったけれど、良かった良かった。
・・・ってな騒ぎの翌日10日(金)が我々の出発日。
日本列島を強烈な寒波が襲った日でございました。幸いにして仙台空港発沖縄行きANA1863便に
欠航などの動きは無く、前日9日には寒波と雪で多少乱れの在った東北新幹線も此の日は無事動いて居りまして。
朝8時過ぎに盛岡駅に集っただるま姐さんと凸ヤマは意気揚々とはやぶさ10号に乗り、アッと云う間に仙台駅に
着いたのでありますが・・・ここでまたまたの大波乱!
滅多に雪など積もらない仙台市内が雪景色なので嫌な予感はしてたのですが・・・
なんと、仙台駅から仙台空港への在来線、仙台空港線が雪による信号トラブルで大幅遅れ中と。
駅員さんに『遅れてるにしても、来るには来るんですか?』とお尋ねすると
深く嘆息して天を仰ぎ(マジで)『なんとも申し上げられません!』ですって。キヤ━ヽ( ゚∀゚)ノ┌┛)`Д゚)・;'━!!
東北本線の岩沼行きはホームに入って来たので、
『途中の名取までこれで行って、TAXIで空港に向かいましょう!』
と珍しく凸ヤマが決断。そんで取り敢えず
名取までは来たものの・・・
駅前にTAXIが居ない!雪が積もって市内の交通が麻痺、TAXIは争奪戦になってるらしく
最寄りのTAXI会社さん2社に配車を依頼するも『いま、ちょっと無理ですね』とパニック状態で捨て鉢な対応('~`;)
それならバスだ、乗り場は西口か?東口か?と凸ヤマはギターケース、姐さんはカート引き摺って
駅の中を右往左往する間に1時間に1本しか無い仙台空港行きが発車してしまう!
万事休す。これは沖縄行けないかも('~`;)
・・・と諦めかけた瞬間、雪の中なのに
奇跡的に流しのTAXIが1台やって来るではありませんか!
バス乗り場から物凄いダッシュを見せた姐さんが縋り付く様にそのTAXIを抑え、
運転手さんが開けくれたトランクにギターとカートを積んだ時は
余りの強運と引きの強さに、逆に少々恐ろしくなりましたっけ(^_^;)
我々とワンタッチの差で駅の階段からTAXI乗り場に向かって来たお父さんがいらしたので、
『仙台空港ですか?でしたら御一緒に!』と声を掛けたのですが
『いんや違う違う~。イイよ別に~。』と至って呑気。
あの状況下で、空港行けなくてパニックなってたのは俺達だけなのか??('~`;)
ともあれ、雪の仙台で薄氷を踏むと申しましょうか
正しく首の皮一枚、間一髪の悪運で仙台空港に辿り着くことが出来、呆ける二匹。
大変な展開だった割にはチェックイン時間的には余裕。
ホッとしたらとてもお腹が減ったので、ギターと荷物を機内預けにして身軽になった後は
仙台空港の丸松さんでお蕎麦を戴きました。凸ヤマは牛タン定食ミニそば付き♪
(牛タンが想像を超えて美味しかった(≧∇≦)写真は無い!)
そう、この滑走路を薄っすら覆う雪の悪戯で、生きた心地もしませんでしたぜ旦那!
座席に収まった姐さん、流石に名取駅を走り回って疲労困憊であります。
いつものJAL花巻~伊丹と違って、ANAの仙台~那覇は大きな機種のボーイング767-300(たぶん(^_^;))
ですものほとんど揺れも無く、出発前にこんだけ焦るトラブルが重なったコト等すっかり
忘れてしまうぐらいにスンナリ那覇空港へとランディングしたのでありました!
嬉しいだるまさん。
マサちゃん社長が空港までお迎えに来てくれました!
今回マサちゃん社長が貸してくれる沖縄ロザリ号は赤いX-TRAIL♪
沖縄の海には珍しく白波が立ち、風も強いし寒い!姐さんは車の窓開けて上着脱いじゃったけれど、
沖縄にしたら物凄く寒い!いっぺ~ふぃ~さん!
…(-_-;)コレはまた『ロザリが寒波背負って来た』って言われるなあ・・・
5~6年前のやはり1月、那覇で39年振り?だかにミゾレを観測、って時にも
ロザリが来てて、沖縄の衆にめっちゃ言われたんだよなあ。
ジンクス再び・・・・?
まあでも此の日は無事に辿り着けただけで御の字、って展開だったんですよ~、本当に(^_^;)
良かった良かった♪