ミゼット ウィング
~小さな小さな はね物語~
第5章 決定!!アイドルデビュー!!!
5.デビューコンビは悪魔の6人!?
「なんか気になるのよねー。」
秘密の屋敷の1階。
いつだかに来たことがあるところ。
ちなみに言うと、つばさ学園の名所(?)。
「何が?てゆーかちゃんと掃除やってよ。」
ナチュラルは棚の上にちょこんと乗った植物をよけながら言った。
言葉の相手はロアだ。
「分かってるわよ。こうやってちゃんとふいてるじゃない。」
「同じ机だけね。」
痛いところを突かれ、ロアはうっとうめく。
「仕方ないじゃないのよ。」
「なにがよ。」
「だから気になるんだってば。」
「だからなにが!」
「なんとなくよ、なんとなく!」
話が微妙にズレている。
それに気付いているのかいないのか、ギャーギャーとうるさいケンカが始まる。
傍にいたレストは呆れつつ耳栓をする。
こうなることは分かっていたようだ。
「もう、うるさいなぁ…。何やってんの?」
と、そこに2階の掃除をしていたシャープ、フラット、ラートが降りてくる。
「あ、ちょっと!またケンカ?今日だけでもう5回じゃないの!」
「もう2人分けるっ!ナチュラル下、ロアは上!んで、写真の2人も上。私達下~♪はい、変わって!移動だよ!」
簡単に仕切ると、掃除を再開させる。
「まあ、気になるのは分かるけどさぁ…。」
フラットは1人つぶやいた。
なぜかというと。
『え?フラット達…?』
『そーなのよ!あなた達をくっつけようと頑張ったんだから』
『悪魔1人だったら嫌でしょ?』
という感じで2人の部長に言われ、ここを使ってもいいということと、雑誌の説明などをテキトーにされた。
驚きで頭が回らず、よく分からなかった。
でも、だんだん分かってきた気がする。
「これにて掃除終了!」
気がつくと、外は暗くなっていて。
まあいいか、とフラットは思った。
written by ふーちん
~小さな小さな はね物語~
第5章 決定!!アイドルデビュー!!!
5.デビューコンビは悪魔の6人!?
「なんか気になるのよねー。」
秘密の屋敷の1階。
いつだかに来たことがあるところ。
ちなみに言うと、つばさ学園の名所(?)。
「何が?てゆーかちゃんと掃除やってよ。」
ナチュラルは棚の上にちょこんと乗った植物をよけながら言った。
言葉の相手はロアだ。
「分かってるわよ。こうやってちゃんとふいてるじゃない。」
「同じ机だけね。」
痛いところを突かれ、ロアはうっとうめく。
「仕方ないじゃないのよ。」
「なにがよ。」
「だから気になるんだってば。」
「だからなにが!」
「なんとなくよ、なんとなく!」
話が微妙にズレている。
それに気付いているのかいないのか、ギャーギャーとうるさいケンカが始まる。
傍にいたレストは呆れつつ耳栓をする。
こうなることは分かっていたようだ。
「もう、うるさいなぁ…。何やってんの?」
と、そこに2階の掃除をしていたシャープ、フラット、ラートが降りてくる。
「あ、ちょっと!またケンカ?今日だけでもう5回じゃないの!」
「もう2人分けるっ!ナチュラル下、ロアは上!んで、写真の2人も上。私達下~♪はい、変わって!移動だよ!」
簡単に仕切ると、掃除を再開させる。
「まあ、気になるのは分かるけどさぁ…。」
フラットは1人つぶやいた。
なぜかというと。
『え?フラット達…?』
『そーなのよ!あなた達をくっつけようと頑張ったんだから』
『悪魔1人だったら嫌でしょ?』
という感じで2人の部長に言われ、ここを使ってもいいということと、雑誌の説明などをテキトーにされた。
驚きで頭が回らず、よく分からなかった。
でも、だんだん分かってきた気がする。
「これにて掃除終了!」
気がつくと、外は暗くなっていて。
まあいいか、とフラットは思った。
written by ふーちん