トホホなおやじのから元気

母介護のため退職するも
家内の反対で地元に再就職
でも介護に会社の理解は得られず、
2016年介護離職した65歳

ナンバー規制

2013-11-16 07:21:00 | インドネシア
大気汚染対策のため、中国の一部地域で車のナンバー規制を行う計画があるそうです。

このニュースを見て、久しぶりにインドネシアを思い出しました。

もう10年以上も前の話ですが、当時からインドネシアでは一部地域で車のナンバー規制をやっていました。

渋滞緩和策だと聞きました。中国と同じように、車のナンバーが偶数か奇数かで特定地域への乗り入れを制限するものです。

でも、貧富の差が激しい彼の国では、車を所有する人は、相当な富裕層です。そこらへんの日本人はかないません。

当時で、首都圏の一般的労働者の賃金は、日本の10~20分の1であったのに対し、車は日本の倍以上します。

即ち、庶民感覚では、日本でいうと、200万円の車が3000万円くらいの感じ・・・、ちょうどマイホームを買うようなもんでしょう。

通勤に車を使う人は、たいてい専用運転手を雇っています。
そしてナンバー規制をする地域に通勤している富裕層は、偶数ナンバーと奇数の2台以上を保有しています。
そもそも、ダンナ用と奥さん用で2台、それに洪水時用のSUVとだいたい3台保有しているから、あまり関係ないみたいですけどね。



渋滞緩和策として、もうひとつ。3in1という政策もありました。

これも、ナンバー規制と同様、特定地域の特定時間帯は、1台の車に3人以上、乗っていないと通れないという政策です。

政府としては、マイカーでの相乗りを期待したわけですが、実際には妙なことになっていました。

それを商売にする子供達がいるんです。

たいていは、運転手とダンナの2人が乗っています。3in1の地域に乗り入れるためには、一人足りません。

そこで、その地域の手前に子供達が待っています。

乗車人数が不足している車はそこで子供を乗せて、乗り入れます。

ダンナの目的地に到着したら、任務完了です。

いくらくらい支払うのか、教えてもらった気がするのですが、忘れました。
確かかなり安かったと思います。

降ろされた子供は、また乗車した場所まで歩いて戻ります。

なかなか良い政策だと思いましたが、対策もしっかりありました(笑)。

4 コメント

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へぇ~ (ha-chansan)
2013-11-16 16:26:29
面白い話ですね。
生きていくためには、お互い、上手に抜け道を探すものですね。
子供が考えたのか、大人の入れ知恵なのか?
まるで、コントみたいだなと思いました。
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はーちゃんへ (とほ)
2013-11-18 06:29:33
たぶん、最初は道行く人に頼んだのだろうと思います。
それが、いろいろ変化して、最終的には子供になったのだろうと。
乗せるほうも、子供だと襲われる心配がないでしょうから。

6歳くらいから家計?を助けるために、子供が働いていることにも驚かされました。
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Unknown (kumiko)
2013-11-19 21:22:17
うちの近くの日本一混むんじゃないかと言われる一般道、規制してもらいたいものです。高速でもないのに、3車線あるのに、ほんと平日は通勤族と工場街へのトラックなどで混んで混んで。
首都圏なのに、陸の孤島のようなところに会社があると、皆車になるので大変です。
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kumikoさんへ (とほ)
2013-11-20 06:29:44
ご自宅周辺が渋滞すると、不便極まりないですよね。
真夏の鎌倉とか、地元住人は車で買い物に出られないだろうなと思いました。
一般道で片側3車線もあるのに混むなんて大変ですね。
環7、環8、甲州街道あたりでしょうか。
交通網は放射線状に発達して、中心から離れると線と線の間が広がり、途端に不便ですもんね。
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