2件目の仕事は期せずして、特殊清掃となりました。
当初の依頼は、不法投棄ゴミの清掃ということで。
1日で終わるであろう量に見えたので、安請け合いしてしまいました。
ところが現場で片付けを始めると、なにやら警察の規制線の残骸のようなものが周囲に残っています。
不安になって、警察に問い合わせました。すると・・・
当該場所に記録はないとのこと。
では、警察まで規制線テープを不法投棄したということ?(怒)
結局、警察官が規制線テープを回収しに来ました。
警察官は「規制線テープを放置したままにすることはありえない」といいます。
とりあえず、不法投棄現場として片付ける間、立ち会ってもらうことになりました。
片付けを始めると、いろいろと出てきたのですが、書けません。
見た目、たいした量はないとたかをくくっていたのですが、捨ててある場所は地形的に凹んでいたらしく、取っても取っても下から出てきます。
そして、その中から捨てた本人が特定できそうな物が出てきました。
詳細は見たくないので、拾得物としてそばにいる警察官にすぐに渡しました。
ところが、驚いた事に警察官は「一緒に捨ててくれ」といいます。
そして、作業も終わり頃になって、とんでもないものが出てきました。それは・・・・
遺書というか、短い絶筆のようなものでした。
警察官はホントは知っていたのかもしれません。
以下、警察官への質疑応答から得られた、私の推察です。
ここは自殺現場で、不法投棄と思われたものは遺品。
人が死んでいたため、変死として警察が規制線を張って、捜査。
捜査の結果、他殺ではなく身元も判明し、遺族に連絡するも恐らく拒否。
遺品の引き取りも当然拒否し、遺体は公的に処置され、遺品は現場に放置。
捜査から遺族とのやりとりに時間を費やし、その間は規制線テープも保留のまま、その後警察も忘れてしまった。
警察がすべての捜査を完了し、事件性なく遺族が引き取らなければ、警察も遺品は現場に放置。
私有地なので民事となり、警察不介入。
私としては、故人が特定できる明らかな遺品は現場に放置したかったのですが、「拾った人が交番に届けるかも知れないから放置しないでくれ」と。
ちょっと身勝手な感じもしましたが、公的な立場でいえば、事の大小にかかわらず、同じ処理となってたいへんそうなのは理解できます。
解決しないのは、わかりきっていますし。
その遺品のことよりも、「妙に重たかった物は、故人の体液かも」と思ったら、急に気持ち悪くなりました。
ただ、「異臭は全くしないので、年数が相応に経過している」との見解でした。
その後、遺品からおおよその亡くなった年月日情報を警察官が見つけてくれました。
それがなんと、清掃日が命日っぽく・・・・
あまりの偶然に、ぞっとしましたが、
「故人も後片付けしてくれてありがとう、と思っていますよ」との警察官の言葉に少し救われました。
依頼者には追加料金をいただきたいものの、知らなくていい事を依頼者も知ってしまうことになり、それがいいことかどうか。
まだ、伝えていません。
絶筆と遺品の一品は現場に残してきました。
生業にしたとたん、思いもしない事が起こりました。(;^_^A
見積もりも難しいです。
ところで、今回は依頼者の立場で廃棄を代行したのですが、これって一般廃棄物処理業許可が要るのかも。
今回、テレビや冷蔵庫などリサイクル品はなかったし、もしあれば専門業者に依頼するつもりです。
お金を頂くとなると責任も発生するし、やはり今回は安請け合いでした。
認可について調査、整理がつくまで、依頼があってもお断りすることにしました。
当初の依頼は、不法投棄ゴミの清掃ということで。
1日で終わるであろう量に見えたので、安請け合いしてしまいました。
ところが現場で片付けを始めると、なにやら警察の規制線の残骸のようなものが周囲に残っています。
不安になって、警察に問い合わせました。すると・・・
当該場所に記録はないとのこと。
では、警察まで規制線テープを不法投棄したということ?(怒)
結局、警察官が規制線テープを回収しに来ました。
警察官は「規制線テープを放置したままにすることはありえない」といいます。
とりあえず、不法投棄現場として片付ける間、立ち会ってもらうことになりました。
片付けを始めると、いろいろと出てきたのですが、書けません。
見た目、たいした量はないとたかをくくっていたのですが、捨ててある場所は地形的に凹んでいたらしく、取っても取っても下から出てきます。
そして、その中から捨てた本人が特定できそうな物が出てきました。
詳細は見たくないので、拾得物としてそばにいる警察官にすぐに渡しました。
ところが、驚いた事に警察官は「一緒に捨ててくれ」といいます。
そして、作業も終わり頃になって、とんでもないものが出てきました。それは・・・・
遺書というか、短い絶筆のようなものでした。
警察官はホントは知っていたのかもしれません。
以下、警察官への質疑応答から得られた、私の推察です。
ここは自殺現場で、不法投棄と思われたものは遺品。
人が死んでいたため、変死として警察が規制線を張って、捜査。
捜査の結果、他殺ではなく身元も判明し、遺族に連絡するも恐らく拒否。
遺品の引き取りも当然拒否し、遺体は公的に処置され、遺品は現場に放置。
捜査から遺族とのやりとりに時間を費やし、その間は規制線テープも保留のまま、その後警察も忘れてしまった。
警察がすべての捜査を完了し、事件性なく遺族が引き取らなければ、警察も遺品は現場に放置。
私有地なので民事となり、警察不介入。
私としては、故人が特定できる明らかな遺品は現場に放置したかったのですが、「拾った人が交番に届けるかも知れないから放置しないでくれ」と。
ちょっと身勝手な感じもしましたが、公的な立場でいえば、事の大小にかかわらず、同じ処理となってたいへんそうなのは理解できます。
解決しないのは、わかりきっていますし。
その遺品のことよりも、「妙に重たかった物は、故人の体液かも」と思ったら、急に気持ち悪くなりました。
ただ、「異臭は全くしないので、年数が相応に経過している」との見解でした。
その後、遺品からおおよその亡くなった年月日情報を警察官が見つけてくれました。
それがなんと、清掃日が命日っぽく・・・・
あまりの偶然に、ぞっとしましたが、
「故人も後片付けしてくれてありがとう、と思っていますよ」との警察官の言葉に少し救われました。
依頼者には追加料金をいただきたいものの、知らなくていい事を依頼者も知ってしまうことになり、それがいいことかどうか。
まだ、伝えていません。
絶筆と遺品の一品は現場に残してきました。
生業にしたとたん、思いもしない事が起こりました。(;^_^A
見積もりも難しいです。
ところで、今回は依頼者の立場で廃棄を代行したのですが、これって一般廃棄物処理業許可が要るのかも。
今回、テレビや冷蔵庫などリサイクル品はなかったし、もしあれば専門業者に依頼するつもりです。
お金を頂くとなると責任も発生するし、やはり今回は安請け合いでした。
認可について調査、整理がつくまで、依頼があってもお断りすることにしました。
なんか社会の裏側と言うか、
ひとりの人生の終焉の後始末というか。
でも警察官さんもおっしゃったように、
故人さんも感謝してるかもしれませんね。
命日だったということもあるし。
依頼者は知ってて依頼してきたのかも、とも思えてきて、あまり考えないようにしました。
でも、しばらくすると、こんなふうに人にしゃべりたくなりそうです。^^
やはり、歳相応に認知機能が低下しています。
とほさんもご自分で事業を始められたようですが、
いろいろと大変なこともありますね。
でも、何事も経験だし、きっと乗り越えて行かれることと思います。
どうか、お身体に無理が来ませんようにご自愛下さいね。
簡潔にいえば、地主さんに依頼されて、不法投棄ゴミを片付けにいったら、遺体はないものの自殺現場で、ゴミは自殺者の遺品だったという話です。
ふとんの下から衣服や生活用品が出てきて・・・・
無知と無認可で違法なことをしないようにと思いました。
闇に葬られそうな真実ってまだまだ出てきそうです。
お疲れさまでした。
氏名は知っておいたほうがいいと思って、廃棄する前に見てみたら・・・・
まさに、ドラマより奇なりが・・・・
遺品は捨てました。
奇妙な体験となりました。