網膜光凝固術

「網膜裂孔」と診断され、網膜はく離に進行しないように、「網膜光凝固術」を受けました。

まずは、点眼液を２種類さされました。

瞳孔を広げる薬だそうです。１５分ほどすると、点眼した右目では待合室のライトが明るく輝くようになりました。

左目では薄暗く感じてしまうほどです。

室内ではこのぐらい明るく見えたらいいなと思っていたら、点眼から３０分ほどで診察室に呼ばれました。

もういちど、網膜裂孔箇所を確認し、治療室に連れて行かれました。

そこで、痛み止めの目薬をさされ、待つこと１５分。

なかなか医師が来ず、看護師さんが追加の痛み止めの目薬をしてくれました。

レーザーで裂孔周囲を焼いて固めるそうで、施術中は鈍痛があるそうです。

看護師さんが、「室温を下げますね」というので、「この温度で大丈夫ですよ」と返しました。


２回目の目薬からほどなく医師が来て、すぐに看護師に室温を下げるように指示しました。

暑がりの先生なのかなと思いましたが、その後に理由がわかりました。


施術は、まず目に施術用のレンズをあてます。

目に直接レンズがあたらないように、粘度のある液体を入れました。施術完了後に洗い落としてくれるそうです。

施術中は、正面を見据えていますが、レーザーを照射するたび、黄色いフラッシュを浴びるような感じで、それの繰り返し。

５分くらいの間に、２００回くらい照射されたでしょうか。

思ったより、回数が多くてびっくりしました。

なるほど、目をぎゅうぅぅっと押さえつけられた時に感じるような鈍痛が、ときおり襲ってきました。

照射のたびではないのが救いでした。一度だけ、照射のたびに痛みがしたときは、どんどん痛みが蓄積されて、「やばい！」と思いましたが、

先生に痛みを告げる前に、収まりました。

そして、室内が暑くなりました。

どうやら、レーザーの光源が相当な熱を発散するようで、相殺すべく冷房を強めにかける必要があるようでした。

看護師さんが私の言葉で室温設定を下げられなかったとしたら、先生に注意を受けていた看護師さんに悪いことしちゃったな。



施術後は、粘度のある液体を別の看護師さんが拭いてくれましたが、完全にはとれず。

まつげやら、一部に残っている感じで、視野がぼやけ、車の運転はすぐにはできないレベルでした。

帰宅後も数時間はクリアには見えず、洗ってもダメでやれやれと思いましたが、一晩寝たら施術前の状態に戻りました。


「ふなっしーの目」がうろちょろするのは相変わらずですが、今回の施術ではそれは治らず、今後もつきあっていかないといけないようです。

ま、悪化しないのであれば、気にならないレベルなので問題ありません。

施術後２週間は、激しい運動はできないようです。


今回の事態を招いた原因は秘密ですが自覚しています。

やりたいけど、やると危険でやるべきではない行為がまたひとつ増えてしまいました。

でも、やれないことを嘆くより、まだ残っているやれることを楽しみたいと思います。