快読日記

日々の読書記録

「本のおかわりもう一冊 桜庭一樹読書日記」桜庭一樹

2013年01月03日 | 総記・書評・人生訓・哲学・宗教など
《2012/12/28読了 東京創元社 2012年刊 【エッセイ 書評】 さくらば・かずき(1971~)》

桜庭一樹読書日記第4弾、を飛ばして第5弾を読んでしまった。
隔月で更新されるweb版をちょっと覗いてみたんですが、いまいち咀嚼できず。
やっぱり紙に縦書き!ってのが断然読みやすいですね。うむ。

今回は、2010年8月から2011年10月までの読書日記、つまり震災を挟んでいます。
あのとき、どんな本を読んでいましたか。
その直後には読めなかった本、逆に読みたくなった本、震災後に印象が変わった本、いろいろありました。
それでも「読まない」という選択肢はなかった。

震災のような危機的状況を目の当たりにしたときに「読む」という行為にはどんな作用があるんでしょうか。
例えばそれが戦争だったらまた違うのかな。
すこし落ち着いて考えたいテーマです。

思えば、こうして正月気分でこたつにもぐってぬくぬくと本が読めるって幸せなことなんですよね、ついつい忘れてしまうけど。
まだ問題が山積していて、みんなを苦しめているというのに。

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