普段、山のレポに続いて感想を書くことはないのですが、今回はあまりにも長かったので分けて書くことにしました。
まず今回初めてのテント泊だったのですが、本当に面白かった。
私は有人小屋に泊るという経験はしたことが無いので、単純に比較はできませんが、
テント泊というのは結構自由度が高いなと感じました。
小屋泊まりのほうが楽なのは確かだと思いますが、
万が一のビバークなんかを考えるとテント泊のほうが気安さがあるような気がします。
実際将監小屋の小屋ノートには道迷いのためビバークした旨が書かれていました。気を付けましょう。
まあお金の面で言えば東北の山のように避難小屋をつなげて歩くのが一番良いのでしょう。
でも避難小屋は水の確保に苦労したことが多かったですからね…。
その点テントサイトがしっかりと確保されている有人小屋の存在というのは有難いものです。
今回も水の確保に苦労したことはありませんでしたから。ただシーズン外は難しいんだろうとは思います。
テントの設営は本文にも書いたようにフライまで被せたのは山の中が初めてでした。
それでもぶっつけ本番で何とか立てられた訳で、あまり難しく考える必要な無いと思います。
それよりも色々なサイトで立ててみて、色々な条件下を経験することのほうが大事だと感じます。
私の場合は悪天候をあまり経験しなかったので、それが今後の課題ですね。
奥秩父は初めて歩いたのですが、一言で言えば「地味」。
特に前半三日間は地味に感じたものです。実際歩く人も少ない感じでした。
じゃあ地味だから悪いかといえばそんなことは無いんですよね。
普段の道に変化が乏しい分、明るい草原や展望の良い岩場の存在が良いアクセントになっていました。
ただ私のように雲取山から金峰山へと段々賑やかなほうへ歩くのなら飽きも来ないのかもしれませんが、
逆コースだとどうなんだろうなという感じはしました。私なら途中で下山しちゃったんじゃないかと思います。
今回は五泊六日の旅となりましたが、もっと体力のある人なら二日目に笠取小屋まで行って、
四泊五日で旅を終えることは十分にできるのではないかと思います。
流石に山旅は長ければ良いってものではないので、
日程を圧縮できるのであればできるだけ圧縮するよう心がけたほうが良いのではないかと思います。
その点で私はまだかなり甘いのでしょうね。
奥秩父の山は首都圏からは近いけれども、山がそれなりに大きいのでどうしても泊らなければならない。
しかし今回のように主脈縦走するのが良いのかといえばそうではないような気がします。
雲取山なら一泊二日で鴨沢から三峰へ抜けるのも良いでしょうし、
笠取山周辺なら将監峠や笠取小屋で一泊して草原や唐松尾山辺りを彷徨うのも面白いと思います。
サラリーマンなら長い休みを取るのも難しいでしょうし、何より奥秩父は長く歩けば良いってものでもない。
自分で長く歩いておいて何ですが、途中雁坂峠辺りで分けるのがちょうど良いんじゃないでしょうか。
同じ行程で歩きたいとはもう思いません。でも奥秩父はテントを背負って何度来ても良いと思います。
最後に装備の反省を。今回、こんな装備で歩きました。
70リットルザック、安物ストック×1、スパッツ、軍手、化繊の手袋(98円くらいだった)、ザックカバー、ハンドタオル×1、
シャムワウ×1(以上ザックの外ポケットに収納)、寝袋(プロモンテEL450)、寝袋カバー、食料セット(ガス缶×1、
バーナー、箸、クッカー)、トイレットペーパー×2(食事用・手洗い用)、着替え(Tシャツ×1、パンツ×1、靴下×1、
タオル×1、バスタオル×1)、長袖シャツ、フリース、テント一式、アンダーシート、テントシート(中に敷く物)、
エアマット、雨具上下、プラティパス×2、サーモス、ラジオ、コンパス、地形図、エアリアマップ、熊鈴×2、
ヘッドランプ×2、小型ランタン、細引き×2、救急セット、食料(チキンラーメン×5、アルファ米×1、カロリーメイト×14)、
嗜好品(チョコバー×5、ソイジョイ×2)、ビバーク用アルミシート、サブザック、ゴミ袋etc.
使わなかったのは救急セットとアルミシートだけでしたので、
殆ど無駄なく使えたのではないでしょうか(食料は少し余りました)。
あったほうが良かったのはサンダルですね。これは無くて本当に困りました。
あとタオル類は速乾性のものだと濡れ物が減って便利だと思います。
食事はもう少しちゃんとしたものを摂るべきでしょうね。もう少しでシャリバテするところでした。
ちなみに去年八幡平と裏岩手縦走路を歩いたときはテント装備と寝袋カバーが要らなかったので、
避難小屋歩きだとかなり楽なんですね。
まあ東北の山はその分足回りと水の確保を確りとする必要がありますが。
次回は奥武蔵辺りを軽く歩こうか、それともテント泊で軽く群馬辺りの山を歩こうか、ちょっと迷っています。
まず今回初めてのテント泊だったのですが、本当に面白かった。
私は有人小屋に泊るという経験はしたことが無いので、単純に比較はできませんが、
テント泊というのは結構自由度が高いなと感じました。
小屋泊まりのほうが楽なのは確かだと思いますが、
万が一のビバークなんかを考えるとテント泊のほうが気安さがあるような気がします。
実際将監小屋の小屋ノートには道迷いのためビバークした旨が書かれていました。気を付けましょう。
まあお金の面で言えば東北の山のように避難小屋をつなげて歩くのが一番良いのでしょう。
でも避難小屋は水の確保に苦労したことが多かったですからね…。
その点テントサイトがしっかりと確保されている有人小屋の存在というのは有難いものです。
今回も水の確保に苦労したことはありませんでしたから。ただシーズン外は難しいんだろうとは思います。
テントの設営は本文にも書いたようにフライまで被せたのは山の中が初めてでした。
それでもぶっつけ本番で何とか立てられた訳で、あまり難しく考える必要な無いと思います。
それよりも色々なサイトで立ててみて、色々な条件下を経験することのほうが大事だと感じます。
私の場合は悪天候をあまり経験しなかったので、それが今後の課題ですね。
奥秩父は初めて歩いたのですが、一言で言えば「地味」。
特に前半三日間は地味に感じたものです。実際歩く人も少ない感じでした。
じゃあ地味だから悪いかといえばそんなことは無いんですよね。
普段の道に変化が乏しい分、明るい草原や展望の良い岩場の存在が良いアクセントになっていました。
ただ私のように雲取山から金峰山へと段々賑やかなほうへ歩くのなら飽きも来ないのかもしれませんが、
逆コースだとどうなんだろうなという感じはしました。私なら途中で下山しちゃったんじゃないかと思います。
今回は五泊六日の旅となりましたが、もっと体力のある人なら二日目に笠取小屋まで行って、
四泊五日で旅を終えることは十分にできるのではないかと思います。
流石に山旅は長ければ良いってものではないので、
日程を圧縮できるのであればできるだけ圧縮するよう心がけたほうが良いのではないかと思います。
その点で私はまだかなり甘いのでしょうね。
奥秩父の山は首都圏からは近いけれども、山がそれなりに大きいのでどうしても泊らなければならない。
しかし今回のように主脈縦走するのが良いのかといえばそうではないような気がします。
雲取山なら一泊二日で鴨沢から三峰へ抜けるのも良いでしょうし、
笠取山周辺なら将監峠や笠取小屋で一泊して草原や唐松尾山辺りを彷徨うのも面白いと思います。
サラリーマンなら長い休みを取るのも難しいでしょうし、何より奥秩父は長く歩けば良いってものでもない。
自分で長く歩いておいて何ですが、途中雁坂峠辺りで分けるのがちょうど良いんじゃないでしょうか。
同じ行程で歩きたいとはもう思いません。でも奥秩父はテントを背負って何度来ても良いと思います。
最後に装備の反省を。今回、こんな装備で歩きました。
70リットルザック、安物ストック×1、スパッツ、軍手、化繊の手袋(98円くらいだった)、ザックカバー、ハンドタオル×1、
シャムワウ×1(以上ザックの外ポケットに収納)、寝袋(プロモンテEL450)、寝袋カバー、食料セット(ガス缶×1、
バーナー、箸、クッカー)、トイレットペーパー×2(食事用・手洗い用)、着替え(Tシャツ×1、パンツ×1、靴下×1、
タオル×1、バスタオル×1)、長袖シャツ、フリース、テント一式、アンダーシート、テントシート(中に敷く物)、
エアマット、雨具上下、プラティパス×2、サーモス、ラジオ、コンパス、地形図、エアリアマップ、熊鈴×2、
ヘッドランプ×2、小型ランタン、細引き×2、救急セット、食料(チキンラーメン×5、アルファ米×1、カロリーメイト×14)、
嗜好品(チョコバー×5、ソイジョイ×2)、ビバーク用アルミシート、サブザック、ゴミ袋etc.
使わなかったのは救急セットとアルミシートだけでしたので、
殆ど無駄なく使えたのではないでしょうか(食料は少し余りました)。
あったほうが良かったのはサンダルですね。これは無くて本当に困りました。
あとタオル類は速乾性のものだと濡れ物が減って便利だと思います。
食事はもう少しちゃんとしたものを摂るべきでしょうね。もう少しでシャリバテするところでした。
ちなみに去年八幡平と裏岩手縦走路を歩いたときはテント装備と寝袋カバーが要らなかったので、
避難小屋歩きだとかなり楽なんですね。
まあ東北の山はその分足回りと水の確保を確りとする必要がありますが。
次回は奥武蔵辺りを軽く歩こうか、それともテント泊で軽く群馬辺りの山を歩こうか、ちょっと迷っています。