タローさんの、トコトコ♪エッセイ

アーティスト・きしもとタローの、旅の話や、夢日記、想い出話など…

キュートなヤツらの、キュートな…?

2010-05-19 11:03:05 | 狛犬 こ♪ま♪い♪ぬ


数年ぶりにブログをアップするのに…やっぱりカテゴリーが「狛犬」って、音楽家としてどうなんだろ…と疑問は残りつつも、一番気持ちも乗りやすいので、深く考えないで、やっぱりこいつでブログ復活することにしました。狛犬ブログじゃないんだけどなぁ 

前のブログの頃から、引っ越しもして、生活はすっかり一変。僕は今、プチ田舎に住んでいます。家の裏には時折、キジが舞い降りたり、猪が夜中にいなないたり、夜中に鹿が突然横切ったり、タヌキが散歩してたり…これで本当に市内なんでしょうか。この季節になると、カエルの合唱が素晴らしくて、子供の頃にそういう環境で暮らしたせいか、やはりこういう、自分にとっての原風景的な場所は、心が落ち着きます 

そんな環境の中で、別にブログが書けないほど忙しく暮らしていた訳ではないのですが、ここ数年は、本来ブログに書くような事も、ほとんど年4回発行してる会報に盛り込んでしまってました。で、久しぶりにブログ書こうと思ったら、ブログの書き方もアップの仕方も、どうにも思いだせない始末!何か、コンピューターに向かう心のスイッチがオフってたのでしょう。これじゃいかん、と思いつつも、時間がどんどん経ってしまい…ようやく思い出したので、これからは、ちょこちょこ更新します(本当かな) 音楽家やってるくせに、「発信する」という事にあまり一種懸命になれない自分がいる 

さてさて、このキュートなヤツは、広島の厳島神社の奥にある社にいる「玉乗り狛犬」で、僕のお気に入りの狛犬です。とにかく、二匹そろって社入口に並んでる姿は、力が抜けるほど、能天気でかわいい。大体、何でそんな所で玉乗りしてんの?って突っ込み入れたくなります。これも匠の技と言うべきでしょうか、その無邪気でご機嫌な表情からは、前足二つが球体に乗った時の、連中のウキウキ感が伝わってくるようです。

通常、普通の狛犬は社の入り口で、一応にらみ?をきかせてる感じで並んでいるものですが、連中は石で出来てますから、簡単に背後をとれます。で、トコトコっと歩いて後ろに回ると…後姿は意外に無防備。そのギャップが面白くて、ついつい狛犬を見たら、僕は後ろに回ってしまうのですが、一口に獅子・狛犬と言っても、色んな背中やお尻のパターンがあって、しっぽの数や、その「はえ方」見るだけでも面白い。が、中にはお尻や後ろ足そのものの形がイケてるヤツらもいて、匠の技を感じさせられます。

そんな訳で、このキュートなヤツの後姿は…やっぱり、群を抜いてキュート
いいんでしょうか、こんな家の奥で遊んでるような愛玩犬を外に出してきて…。
どう見ても番犬にはならん とりあえず、どこかの匠に、連中の犬小屋作ってやってほしい