音が詰まる原因

ある生徒さんが
演奏中に色んな場所で
音が詰まると言う事で

ハーモニカをさかさまにして
コンコンと机に軽く叩いてやると

小さなゴミが
たくさん出てきました。

 

 

この小さなゴミが時々

リードとリードプレートの間に

ふらふらと彷徨ってきて

挟まって音が鳴らなくなって

いたのだと思います。

 

ボディーを分解して

本体の中を見てみると

びっくりするくらいの

小さなゴミが

数えきれないほど

あったと思います。

 

ボディーを綺麗に水洗いして

何とか直りましたが

皆さんも、

時々はこういった危険因子が

入っていないか

ご確認下さい。

 

 

さて、今朝の曲は

ＮＨＫの朝の連続ＴＶドラマ

「べっぴんさん」の主題歌

「ヒカリノアトリエ」です。

ミスターチルドレンの曲です。

私は毎日この曲を聴いています。

ドラマを毎日見ていると言う事です。

この曲は

キーがころころ変わる

難しい曲です。

Ｄｂ（Ｂ５つ）で出始まり、

Ｆ＃（＃６つ）になってすぐに

Ｅ（＃４ツ）に

そして、

またＤｄ（ｂ５つ）に戻ります。

そして、今度は

Ｄ（＃２つ）になって終わります。

常に、トナリティー（調性）を

考えながら吹かないと

ボロボロになりそうなです。

それでは聴いて下さい、

今朝の曲は

「ヒカリノアトリエ」です。

 

ヒカリノアトリエ　ChromaticHarmonica

 

 

パッカー奏法

先日

関東地方の方から

お電話を頂きました。

 

TokunagaSoundの

ビブラートとベンドを

マスターしたいと思い、

 

私のＨＰの

ビデオレッスンを毎日見て

何とか習得しようとして

おられるとの事でした。

 

最初は

タングブロックで

吹いておられたのですが

ベンドや

複合立体ビブラートをするために

パッカー奏法に変更されたそうです。

 

タングブロックとは

私も昔はこれをやっていましたが

ハーモニカを大きく加えて

舌で２～３ヶの穴をブロックしながら

基本的には口の右端から

空気を送って吹きます。

 

とても綺麗な音が出ます。

 

パッカーは唇をとがらせて

タコの様な口で

一つの穴に細く息を吹き込む

奏法です。

 

舌を自由自在に操って

ベンド（音程をキュ～ンと

下げるテクニック）や

複合ビブラート（ベンドビラート

つまり音程の変化のビブラートと

複式ビブラートつまり

ボリュームの変化のビブラート）を

同時に掛けようと思うと

やはり、

パッカー奏法をマスターしないと

上手く出来ません。

 

そのことが最近よく判って

一生懸命練習されている

との事でした。

TokunagaSoundの

セクシーなところが

お好きだそうです。

 

 

さて、今朝の曲は

山口百恵さんの「コスモス」です。

原曲のイメージと言うものが有って、
その曲はこんな感じって
決めてしまっていますが、
アレンジ次第で
曲はがらっと変わります。

それでは聴いて下さい、
今朝の曲は
「コスモス（サルサ）」です。

 

秋桜（サルサ）　ChromaticHarmonica

 

一生懸命と愛情

1月29日に行われました
第44回徳永ハーモニカ教室
発表会の模様を

昨日ようやくYouTubeに
アップしました。

こちらからどうぞ　徳永HP

出演された皆さんの一生懸命と

ハーモニカに対する愛情を

深く感じれる映像と音です。

 

ゆっくり

見て頂ければと思います。

 

 

さて、今朝の演奏は

「The Rose」です。

1979年のアメリカ映画

「ローズ」の主題歌です。

素朴で哀愁のあるメロディー。

１コーラス目は中音部で、

そして、シンプルなアドリブののち

高音部でメロディーを

吹いています。

それでは聴いて下さい、

今朝の曲は「The Rose」です。

 

The Rose　ChromaticHarmonica

 

最初のタイミングが掴めないときは

ジブリの音楽で
久石譲さんの「もののけ姫」
と言う曲がありますが、

 

カラオケがフワっとしていて
最初のメロディーを吹く

タイミングが掴みにくい曲です。

 

そこで、ガイドのカウントを

舌鼓を小さくならして

「コンコン」と言う感じで録音して

カラオケに貼り付けてみました。

３，４と言う感じです。

これを聴くと楽に

メロディーを吹くことが出来ます。

他の曲でも

どうしてもカラオケに入る

タイミングが掴めないときは

この方法をお勧めします。

それでは聴いて下さい、

今朝の曲は「もののけ姫」です。

 

 

もののけ姫ChromaticHarmonica

 

 

スライドレバーのお掃除

クロマチックハーモニカの
スライドレバーは
お掃除をしないと

だんだん動きが悪くなってきます。

 

もちろん
使用頻度や環境にもよりますが、、

何よりも吹く方の唾液の質が

大きなポイントです。

 

唾液が

水の様にサラサラの方は

あまり問題は無いのですが

唾液が粘っこい方は

すぐに動きが悪くなってきます。

 

年齢を重ねていくと

どうしても唾液が

粘っこくなっていきますが

若い方でも

体質で粘っこい方がおられます。

 

そんな方は

まめにスライドレバー下板、

マウスピースの裏側を

掃除しましょう！

 

私のメンテナンスDVDを

参考にして頂けたらと思いますが

私の場合は

２～３日に１回程度の割合で

分解掃除を行っています。

 

 

さて、今朝の曲は

「My One And Only Love」です。

サラボーンの

素晴らしいヴォーカルや

コルトレーンのサックス演奏など

たくさんの演奏を

YouTubeで聴く事が出来ます。

１９５３年Guy Woodの作品です。

その美しいメロディーには

圧倒されます。

それでは今朝は

クロマチックハーモニカの演奏で

お聴きください、

「My One And Only Love」

（この世で愛するただ一人の君）です。

 

My One and Only Love ChromaticHarmonica

 

曲のテンポが変わると

曲の雰囲気は
テンポが変わると
大きく変化します。

もちろん

リズムの乗りも

変わってきます。

 

 

今朝は、

スティービーワンダーの

「Isn't She Loverly」を

かなりゆっくり目のテンポで

演奏してみました。

テンポがスローになってくると

アドリブの乗り方、

間の取り方も

とても自由になってきます。

キーはFです。

テーマもかなり

フェイクしています。

そして、ラストのテーマは

１オクターブ下で

演奏しています。

それでは聴いて下さい

今朝の曲は

スティービーワンダーの

「Isn't She Loverly」

バラード風です。

 

Isn't She Lovely　ChromaticHarmonica

 

レバーのカチカチ音

クロマチックハーモニカの
レバーを押したときの
カチカチ音が
なかなか取れないときは

チューブを疑う必要がありますが、、

いくらチューブを新品に替えても、
その長さを色々調整しても
直らないときは

マウスピースのネジを
疑ってみてください、

ネジを新品に替える事によって
画期的にカチカチ音が
改善されることがあります。

カチカチ音でお悩みの方は
お試し下さい。

 

さて、今朝の曲は
先日の徳永教室発表会の
私の演奏から「Mornin'」です。

アルジャロウのナンバーです。

 

Mornin'　ChromaticHarmonica

 

 

ご協力ありがとうございました

発表会も終わり
久しぶりのオフの日、

京都の清水寺に
遊びに行ってきました。

海外からの多くの観光客で
賑わっていました。

 

私は「清水の舞台」から見る

京都の町並みが好きです。

 

 

先日の発表会に

お越しいただいた

お客さまの入場料を全額

日本赤十字社を通じて

熊本地震の義援金と

させて頂きました。

ご協力いただいた皆様、

本当に有難うございました。

 

 

次回第４５回徳永教室発表会は

８月２７日（日）に決定しました。

新たな目標に向かって皆様

頑張りましょう。

 

 

さて、今朝の曲は

発表会のラストで

演奏させていただいた曲

「I Remember Toots」です。

去年なくなられたハーモニカの巨匠

トゥーツ・シールマンスを偲んで

作りました。

悲しいバラードです。

シールマンスさんからは

多くの事を学びました。しかし、

いくらもがいても

遠く足元にも及ばない

自分がいます。

やはり、

Tootsはオンリーワンです！！

それでは聴いて下さい、

「I Remember Toots」です。

 

I Remember Toots　ChromaticHarmonica