上野の長岡製作所に8×10のオーダーに行って来ました。
先週、注文の表明はしましたが、機種の選定までは行きませんでした。
今回で長岡では3台の大判カメラを注文した事になります。
(4×5標準モデルと広角専用機、今回の8×10)
かつてアメリカに存在したフィリップスと言う会社のモデルを先週見ていましたので、それ以外のモデルの構造等を詳しく聞きました。
結果はシンプルな構造で、軽くて使い易いフィリップス・モデルに軍配が上りました。
金具の色と、本体塗装の色及び表面処理の方法を指示。
余り塗装がツルツルでも嫌なので中々難しいです。
色と表面処理にいつも悩みます。
金具は真鍮の磨き上げで、クリアー処理でお願いしました。
短いレンズは150mmから使える構造です。簡単な改造でもう少し短いレンズも付き500mm以上のレンズも使えます。
収納持ち運ぶ方法を確立しないと。
LPレコード20枚分位の質量になります。
勿論、本体のみでレンズやフィルムホルダー、それに撮影時に使う冠布は別です。
何やら下岡蓮杖の本に出ていた山伏のようなイデタチになってしまうのか?
今年6月に長崎の上野彦馬の墓参に行ってからアナログカメラが付いて回っているような気がします。
8×10の完成品が無かったので本体の写真はありません。
途中で仮縫いの時にでも写しに行きます。