東京リサーチ日記

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「2015年の3人の入所者が相次いで転落死事件」

2021-01-27 00:00:00 | 日記
 2021年1月27日、川崎市幸区の介護付き有料老人ホーム「○○ミーユ川崎幸町」で3人の入所者が相次いで転落死した問題で、搬送を担った市消防局と高齢者施設を監督する市の担当課間による不十分な情報共有や、市の危機意識の低さに批判が寄せられている。川崎市は2015年に入って発生した多摩川河川敷で中学1年の男子生徒が殺害された事件や、11人の死者を出した簡易宿泊所(簡宿)火災の際にも縦割り行政の弊害や「後手後手対応」が批判されたが、今回も過去の教訓を生かせない“体質”を露呈させた形だ。「2件続いた時点で、市としてもう少し深く見ておくべきだった」福田紀彦市長は2015年9月15日の定例会見で、市の対応不足を指摘したのだ。市内の老人福祉施設ではこの数年、転落死亡事故が起きていない。にもかかわらず、「警察が事故と判断した」(市高齢者事業推進課)として施設が作成した報告書をうのみし、最初の2件を口頭指導にとどめてしまった。これは問題であろう。その後、同課の担当者は2015年6月と7月の2回にわたって施設へ監査を実施したが、2014年12月末に発生した3件目の転落死は把握していなかった。ようやく認知したのは、報道各社からの問い合わせがあった2015年8月下旬。ある市議は「転落死が2件重なった時点で『この施設は何かおかしい』と思うべきだった。市は感度が鈍い」と断罪したのである。これは、転落死が2件重なった時点で事故と装った殺人事件の可能性があるのは言うまでもないのかもしれない・・・(井森隆)