「調査未終了なら都議会説明できないかも」 2022-04-20 00:00:00 | 日記 2022年4月20日、東京都の舛添要一都知事が2016年5月27日午後2時、都庁で定例記者会見に臨み、3週続けて自らの疑惑について問われた。舛添知事が現れた会見場は、バックパネルが五輪に変わっていた。その中でひとしきりフラッシュを浴びてから、舛添知事はまず、東京五輪・パラリンピック関係の質問に答えた。質問が疑惑関連に移って、舛添知事は弁護士による調査の進展度と見通しについて「いまスタートしたばかりで、(弁護士は)多少の時間をくれとおっしゃっています。いつ終わるかについてはしっかり見て頂くというのが大前提ですので、全力を挙げてやると言って頂いています」として、現在は資料の精査段階で知事自身へのヒアリングはこれからのことであると説明した。2016年6月1日に始まる都議会については「いろんなご質問があると思いますので誠実にお答えしようと思っています。都議会の皆さまに納得していただける説明をしようと思っております」と答えた。ただし、調査未終了の場合の議会説明については「1日も早く調査して頂けるようお願いしています」とだけ答え、調査未終了を理由に回答しない可能性も示唆した。ただし議会から質問があった場合、その件だけの調査を早めて回答する可能性については「(弁護士に)相談してみます」とした。弁護士費用を舛添知事が支払うことから「第三者」ではないという指摘については「一般的に弁護士に依頼する場合は依頼した者が支払う」とした上で、「私が(弁護士に)要求したのは『厳しい目で見て下さい』ということです」と、あくまで「第三者」であることを主張した。その名前は調査終了時に公表することを確答した。美術館、博物館への度重なる視察について尋ねられると、五輪の文化プログラム関係の依頼を理由の一つに挙げつつ「回数を含めて疑念も呈されているので、調査結果とともにまとめてご報告したい」とした。舛添知事は2016年5月13日の会見で不適切な支出を認め、謝罪したものの、新たな疑惑が相次いで報道され、2016年5月20日の会見では「第三者の目」で審査することを発表。ヤメ検の弁護士を選任中であることを明かし、疑惑関連質問に対してはことごとく「第三者の目で」とかわした。2016年5月25日には弁護士2人が決まったものの、名前の公表は調査が終わってからとしたが、2022年現在は・・・(井森隆)