あいLOVE☆空

空を眺めるのが大好き♪
そんな私のつぶやきを聞いてね!

今日は・・・

2006年05月28日 | Weblog

あっという間に過ぎていく日曜日。
明日からまた一週間が始まりますね~


ところで5月28日は?
百人一首にも作品が収められている歌人 ・在原業平の命日だそうです。


優れた歌人、六歌仙のひとりにも数えられる業平は
恋多きプレーボーイとしても知られていますよね~(-_☆)キラリ

平安文学を代表する恋愛短編集の傑作「伊勢物語」には
125もの恋愛が語られていますが、実は業平がモデルだったとか(!o!)オオ!


~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

あかなくにまだきも月のかくるるか山のはにげていれずもあらなむ

【通釈】
まだ心ゆくまで楽しんでおりませんのに、早くも月は隠れてしまうのですか。
山の端よ、逃げて月を入れないでほしい。

そうよね~
美しい月を見つけたときずっとず~っと、そのまま眺めていたいなぁ~と思う。
でも、月はそんな人々の気持ちを知ってか?知らずか?
雲や山に隠れて逃げていってしまうのよね~

山の端に「月を入れないないように逃げてくれ」
祈る業平の気持ちが
自分の気持ちとも重なって、すごくよくわかるのです



~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

月やあらぬ春やむかしの春ならぬ我が身ひとつはもとの身にして

【通釈】
自分ひとりは昔ながらの自分であって
こうして眺めている月や春の景色が昔のままでないことなど、あり得ようか。
昔と同じ晴れ晴れとした月の光であり、梅の咲き誇る春景色であるはずなのに
これほど違って見えるということは
もう自分の境遇がすっかり昔とは違ってしまったということなのだ



この歌は、とても奥深いなぁ~と思います。
それは私が似たような気持ちを感じたことがあるからです。



なんだか業平の歌を検索して調べていくうちに
ついつい彼の心の世界に引き込まれてしまった私。。
ハートをつかまれちゃったかも

やっぱり彼は、今も昔もプレーボーイなのね~(ぷぷっ)


いえいえ、とても良い勉強をさせて頂きました

画像の空は、2006年3月19日に撮影したものです。)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする