野スミレという花の存在を知ったのは
大人になってからだった。
子どもの頃、自然の多い場所で思う存分遊んできたはずなのに
不思議とスミレとは出会う機会がなかったらしい(笑)
タンポポやつくし、レンゲソウとはよく遊んだのになぁ・・・
団地が建ち並ぶ場所で、このスミレを見つけた時の不思議な気持ち
こんな場所で、しっかりと根付き花を咲かせている事への驚きの気持ち
そんな可憐で逞しさを感じるこの花を、どうしても家に連れて帰りたくて
誘拐してしまったのは数年前の事だった
それから毎年この季節になると
ベランダのプランターのあちこちでひっそりと花を咲かせてくれる
きっと種が風に飛ばされ、こうして芽を出しているんですね
「よく撮れている」と友達が誉めてくれたこの写真
すごーく嬉しかった(笑)
きっと、このスミレだって喜んでいるに違いありません。。