人知れず 散りゆく花と忘れ水
野山にひっそりと咲く名も無き花は、寄り添うようにして流れてゆく忘れ水を
いつもそっと見つめていました。
それは細々と流れてゆくその水が、とても淋しそうに見えたからです。
でも花には、どうしてあげる事も出来ません。
だからせめて自分が散りゆく時には、忘れ水の流れに身をまかせ
ずっとずっとそばにいたいと想うのです。。
~ by とまと ~
こちらに書いてあるのは、わたしTOMATOのひとりごとです。
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