浅田次郎さんの『天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト』を読みました。
まあ、読書は秋でなくてもしているんだけど、今年はとくに秋を満喫しようと決めたので、しかも浅田さんの作品だし、さらに大好きな「天切り松」シリーズだし、読書の秋のスタートにしちゃっても良いかも、って思ったのでした。
昭和7年。チャーリー・チャップリンが来日すると日本中が沸き立っていた。しかし同時にその中でチャップリンの暗殺が企てられていた。妖しい噂を耳にした目細の安吉一家は、世界の喜劇王の命を守るべく、テロリストに立ち向かう策を練り、百面相の常次郎がその技を魅せる。そして浅草六区の映画館で、美しい『ライムライト』の調べが緩やかに流れはじめ……。
4巻目からちょっと間が開いてしまいましたけど、ちゃんと出版されて良かった。大正から昭和の、戦争色が濃くなる前の、まだ粋でお洒落な日本の風景が味わえるシリーズ。大好きなんですよ。
とくに今回は、安吉一家のメンバーそれぞれの活躍が見られるので「待ってて良かった~」な、幸せな気持ちで読みました。
幸せ感がイチバン強くなるのはチャップリンが出てくる「ライムライト」で、最後は寅兄ィと同じように「れえむれえと」って普通に脳内で言っている自分がおりました。そしてそのバックには、映画のテーマ曲が感動的に流れておりました。全部が全部、幸せでした。
私もね、小学生の頃、チャップリンの映画が大好きだったのです。確かそのころ使っていたスイミングバックは、チャップリンのシルエットがプリントされていたものだったはず。本を読んで、久しぶりにチャップリンの映画が見たくなった、これも秋だからかな~。
まあ、読書は秋でなくてもしているんだけど、今年はとくに秋を満喫しようと決めたので、しかも浅田さんの作品だし、さらに大好きな「天切り松」シリーズだし、読書の秋のスタートにしちゃっても良いかも、って思ったのでした。
昭和7年。チャーリー・チャップリンが来日すると日本中が沸き立っていた。しかし同時にその中でチャップリンの暗殺が企てられていた。妖しい噂を耳にした目細の安吉一家は、世界の喜劇王の命を守るべく、テロリストに立ち向かう策を練り、百面相の常次郎がその技を魅せる。そして浅草六区の映画館で、美しい『ライムライト』の調べが緩やかに流れはじめ……。
4巻目からちょっと間が開いてしまいましたけど、ちゃんと出版されて良かった。大正から昭和の、戦争色が濃くなる前の、まだ粋でお洒落な日本の風景が味わえるシリーズ。大好きなんですよ。
とくに今回は、安吉一家のメンバーそれぞれの活躍が見られるので「待ってて良かった~」な、幸せな気持ちで読みました。
幸せ感がイチバン強くなるのはチャップリンが出てくる「ライムライト」で、最後は寅兄ィと同じように「れえむれえと」って普通に脳内で言っている自分がおりました。そしてそのバックには、映画のテーマ曲が感動的に流れておりました。全部が全部、幸せでした。
私もね、小学生の頃、チャップリンの映画が大好きだったのです。確かそのころ使っていたスイミングバックは、チャップリンのシルエットがプリントされていたものだったはず。本を読んで、久しぶりにチャップリンの映画が見たくなった、これも秋だからかな~。