爪痕

土日ですっきり晴れたのはいつ以来だったでしょう。最高の散歩日和になった2日間でした。
日中に出歩くことが危険だった夏から、台風だとか強めの秋雨前線に見舞われた初秋でしたから、本当に久しぶりに心晴れ晴れの散歩を楽しんできました。この散歩するのに絶好の短い季節を、あと何回楽しめるかしら。

まずは「散歩と言えば」の善福寺公園へ。
行ってすぐに心配になるような景色が……。あちこちに黄色いテープやカラーコーンで区分けされ「立ち入り禁止」になっている場所があるではありませんか。区分けされた場所の上を見ると、木の幹や枝がバッキリ折れて宙づり状態になっていたりしていました。
先日の恐怖を感じたくらいの大きな台風の所為ですね。何年か前にも大風の所為で木が倒れたことがありましたが、今回は幹の高い部分がかなりやられて可哀そうなことになっています。ショックでした。

　　

こういう状態を見ると、さらに心配になるのはここの桜の木たちのこと。とくに「善福寺の師匠」は老木なので、折れたり倒れたりしていやしないかと心が落ち着きません。急いで会いに行ってみましたら、

師匠、ご無事でした。師匠以外の桜たちもみんな大丈夫でした。良かった。春になったらまたきれいな姿を見せてくれます。

さらに気になって「東中野の師匠」にも会いに行ってきました。こちらもご無事で、神田川沿いの遊歩道の桜もみんな無事。次の春のために準備を始めているまだ小さくて固い芽の様子も確認してきました。

　　

みんなよく頑張った。よく負けないでいてくれました。よし、勇気もらった。私も頑張ろう！