解毒

久しぶりに明治神宮の北参道を散歩してきました。9月の半ばだというのに日中は気温も高く、日射しの下ではまだまだ真夏日です。しっかり暑いです。
そんな中、森のように緑に覆われた北参道の空気は都心のものとは思えないくらいに気持ちがいいのです。木漏れ日はほんとうに綺麗で清々しい。体の中に留まっていた毒素を少しは排出できたような気分になりました。

国内の諸々のニュースだとか海外のニュースだとかを目にすると耳にすると、そのたびに悪い意味での「因果応報」という言葉が頭の中に浮かびます。
「あんなことをしたからこうなった」のですが、最近のニュースから感じるのは「あんなことをしておいて“しめしめ上手くいったぞ”とでも思っていたのかもしれないけど、結局因果が巡ってこうなっちゃったんだよ」ってこと。見事なまでの因果応報、ブーメラン。こう見事なまでの顛末を見せられると「神様ってちゃんと見ているんだな」と改めて感じるのです。
きっとこの先もこんな話はザクザク出てくるでしょう。でもいくら取り繕ったとしても神様が見ているのだから。ある意味、今の日本はそうならなきゃダメなのかもしれません。
自分のことで考えますと、暑い中、せっかく緑いっぱいの北参道を散歩していくらか解毒してきたのだから、これから先はよいことを積み重ねてよい意味での因果応報になるように心がけたいですね。せめて自分だけでも。